2級土木施工管理技士 過去問
令和6年度(後期)
問160 (薬液注入 問47)
問題文
・( イ )を行って、所要の係数を求め止水効果を確認する。
・サンプリングした試料を用いて、( ロ )の変化を確認する。
・( ハ )を行って、強度の増加と傾向を確認する。
・( ニ )を行って、地盤反力係数を測定し地盤の変形特性を確認する。
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問題
2級土木施工管理技士試験 令和6年度(後期) 問160(薬液注入 問47) (訂正依頼・報告はこちら)
・( イ )を行って、所要の係数を求め止水効果を確認する。
・サンプリングした試料を用いて、( ロ )の変化を確認する。
・( ハ )を行って、強度の増加と傾向を確認する。
・( ニ )を行って、地盤反力係数を測定し地盤の変形特性を確認する。
- (イ)現場透水試験 (ロ)粒径加積曲線 (ハ)孔内水平載荷試験 (ニ)標準貫入試験
- (イ)現場透水試験 (ロ)一軸圧縮強度 (ハ)標準貫入試験 (ニ)孔内水平載荷試験
- (イ)現場密度試験 (ロ)粒径加積曲線 (ハ)標準貫入試験 (ニ)孔内水平載荷試験
- (イ)現場密度試験 (ロ)一軸圧縮強度 (ハ)孔内水平載荷試験 (ニ)標準貫入試験
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この過去問の解説 (1件)
01
この問題は、薬液注入工事後に、その効果を確認するために用いられる代表的な試験方法について問うものです。
薬液注入の効果は、止水性、強度、変形特性など、多角的な観点から評価する必要があり、それぞれの目的に応じた適切な試験方法を理解しておくことが求められます。
誤りです。
適当です。
(イ)について、薬液注入による止水効果を確認するためには、地盤の透水係数がどのように変化したかを測定する必要があります。
(ロ)について、注入によって固結した土の強度を確認するためには、サンプリングした試料を用いて「一軸圧縮強度」を測定するのが一般的です。粒径加積曲線は、土粒子の粒度分布を示すもので、注入効果の確認には直接関係しません。
(ハ)について、地盤全体の強度がどのように増加したか、その傾向を確認するためには、掘削孔内で地盤に衝撃を与えて抵抗を測る「標準貫入試験」が有効です。これにより、N値の増加として強度の増加を確認できます。
(ニ)について、地盤の変形特性、特に地盤反力係数を測定するためには、掘削孔の壁面に圧力をかけて変形を測定する「孔内水平載荷試験」が有効です。これにより、注入後の地盤がどの程度変形しにくくなったかを確認できます。
誤りです。
誤りです。
この問題のポイントは、薬液注入の効果を確認するための各試験方法の目的と内容を正確に区別しているかどうかです。
止水効果は「現場透水試験」で、強度の変化は「一軸圧縮強度」や「標準貫入試験」で、そして変形特性は「孔内水平載荷試験」で確認するという、各試験の目的と対応関係を正確に把握しておくことが重要です。
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