2級土木施工管理技士 過去問
令和7年度(前期)
問13 (土木(ユニットB) 問8)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

2級土木施工管理技士試験 令和7年度(前期) 問13(土木(ユニットB) 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

鉄筋の加工及び組立に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 鉄筋の加工は、加熱して行うものとする。
  • 鉄筋どうしの交点の要所は、焼なまし鉄線で緊結する。
  • 曲げ加工した鉄筋の曲げ戻しは行わないものとする。
  • 型枠に接するスペーサは、モルタル製あるいはコンクリート製を使用する。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (1件)

01

この問題は、鉄筋の加工、緊結、およびスペーサの使用に関する基本的な原則について問うものです。 

 

鉄筋は、構造物の強度に直結する重要な部材であり、不適切な加工や組立はコンクリートのひび割れや構造物の耐久性低下につながるため、正しい施工方法を理解しておくことが重要です。

選択肢1. 鉄筋の加工は、加熱して行うものとする。

誤りです。

 

鉄筋の加工は、常温で行うのが原則であり、加熱して行うと鉄筋の材質が変化し、強度が低下するおそれがあるため、適当ではありません。

選択肢2. 鉄筋どうしの交点の要所は、焼なまし鉄線で緊結する。

適当です。

選択肢3. 曲げ加工した鉄筋の曲げ戻しは行わないものとする。

適当です。

選択肢4. 型枠に接するスペーサは、モルタル製あるいはコンクリート製を使用する。

適当です。

まとめ

この問題のポイントは、鉄筋の加工に関する基本的な禁止事項を正確に理解しているかどうかです。

 

鉄筋の加工は「常温」で行うのが原則であり、「加熱」は鉄筋の強度を低下させるため禁止されています。

 

また、「曲げ戻し」も強度低下の原因となるため禁止されており、これらの原則を正確に区別して覚えておくことが重要です。

参考になった数8