2級土木施工管理技士 過去問
令和7年度(前期)
問16 (土木(ユニットB) 問11)

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問題

2級土木施工管理技士試験 令和7年度(前期) 問16(土木(ユニットB) 問11) (訂正依頼・報告はこちら)

下図の土留め工の(イ)、(ロ)の部材名称に関する次の組合せのうち、適当なものはどれか。
問題文の画像
  • (イ)切りばり  (ロ)火打ち
  • (イ)腹おこし  (ロ)切りばり
  • (イ)火打ち   (ロ)腹おこし
  • (イ)腹おこし  (ロ)火打ち

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題は、山留め壁を支持する土留め工の各部材の名称について問うものです。 

 

土留め工は、地盤の土圧に耐え、掘削工事の安全を確保するために、複数の部材で構成されており、それぞれの役割と名称を正確に把握しておくことが重要です。

選択肢1. (イ)切りばり  (ロ)火打ち

誤りです。

選択肢2. (イ)腹おこし  (ロ)切りばり

誤りです。

選択肢3. (イ)火打ち   (ロ)腹おこし

誤りです。

選択肢4. (イ)腹おこし  (ロ)火打ち

適当です。

 

(イ)は、掘削面の山留め壁から地盤の土圧を直接受ける部材であり、「腹おこし」と呼ばれます。

(ロ)は、腹おこしと、その反対側の腹おこし、または支柱との間を斜めに連結する部材であり、「火打ち」と呼ばれます。

まとめ

この問題のポイントは、土留め工を構成する主要な部材の名称を正確に覚えているかどうかです。

 

山留め壁に接して土圧を受け止めるのが「腹おこし」

また、支柱を連結するのが「切りばり」

そして切りばりなどの交点を補強するのが「火打ち」となります。

 

各部材の役割と名称を正確に対応させて覚えることが重要です。

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