2級土木施工管理技士 過去問
令和7年度(前期)
問52 (土木(ユニットE) 問5)

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問題

2級土木施工管理技士試験 令和7年度(前期) 問52(土木(ユニットE) 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

施工計画作成のための事前調査に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 資機材の輸送、用地の確認のため、道路状況、工事用地、事務所用地等の調査を行う。
  • 現場の自然条件の把握のため、地質、地下水、湧水等の調査を行う。
  • 工事数量の確認のため、設計図面及び仕様書の内容と現場との整合に関する調査を行う。
  • 近隣環境の把握のため、現場周辺の状況、近接施設、労務の供給元等の調査を行う。

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題は、施工計画を立てるために必要な事前調査の項目について問うものです。 

 

事前調査は、工事の成功を左右する重要なプロセスであり、工事現場の状況、周辺環境、必要な資源などを総合的に把握することが求められます。

 

選択肢1. 資機材の輸送、用地の確認のため、道路状況、工事用地、事務所用地等の調査を行う。

適当です。

選択肢2. 現場の自然条件の把握のため、地質、地下水、湧水等の調査を行う。

適当です。

選択肢3. 工事数量の確認のため、設計図面及び仕様書の内容と現場との整合に関する調査を行う。

適当です。

選択肢4. 近隣環境の把握のため、現場周辺の状況、近接施設、労務の供給元等の調査を行う。

誤りです。

 

労務供給元は、施工体制を検討する際に重要な要素ですが、近隣環境調査とは別の目的で行われる調査項目です。

まとめ

この問題のポイントは、事前調査の各項目と、その目的を正確に対応させて理解しているかどうかです。

 

近隣環境調査は、工事が周辺に与える影響を把握することが目的であり、労務の供給元を探すことは施工体制の確保が目的です。この違いを正確に区別して覚えることが重要です。

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