2級土木施工管理技士 過去問
令和7年度(前期)
問53 (土木(ユニットE) 問6)

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問題

2級土木施工管理技士試験 令和7年度(前期) 問53(土木(ユニットE) 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

労働者の危険を防止するための措置に関する次の記述のうち、労働安全衛生法上、誤っているものはどれか。
  • ジャッキ式つり上げ機械を用いた荷のつり上げ、つり下げ等の作業を行うときは、保護帽を着用する。
  • 高さ2mの箇所で墜落の危険がある作業を行う場合であって作業床を設けることが困難なときは、防網を張り、要求性能墜落制止用器具を使用する。
  • 明り掘削の作業を行うときは、物体の飛来又は落下による危険を防止するため、保護帽を着用する。
  • 高さ1.5mの構造の足場の組立て、解体等の作業を行うときは、原則として要求性能墜落制止用器具を安全に取り付けるための設備等を設け、かつ、要求性能墜落制止用器具を使用する。

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題は、労働安全衛生法で定められている、墜落、物体の飛来・落下、および特定の機械作業における労働者の保護措置について問うものです。 

 

これらの措置は、労働災害を未然に防ぐために不可欠であり、作業現場での安全管理の基本となります。

選択肢1. ジャッキ式つり上げ機械を用いた荷のつり上げ、つり下げ等の作業を行うときは、保護帽を着用する。

適当です。

選択肢2. 高さ2mの箇所で墜落の危険がある作業を行う場合であって作業床を設けることが困難なときは、防網を張り、要求性能墜落制止用器具を使用する。

適当です。

選択肢3. 明り掘削の作業を行うときは、物体の飛来又は落下による危険を防止するため、保護帽を着用する。

適当です。

選択肢4. 高さ1.5mの構造の足場の組立て、解体等の作業を行うときは、原則として要求性能墜落制止用器具を安全に取り付けるための設備等を設け、かつ、要求性能墜落制止用器具を使用する。

誤りです。

 

 

まとめ

足場の組立て、解体等の作業における墜落防止措置は、原則として高さ2m以上の作業が対象となります。

 

したがって、高さ1.5mの足場の組立て、解体等の作業では、要求性能墜落制止用器具の使用は原則として義務付けられていません。

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