2級土木施工管理技士 過去問
令和7年度(前期)
問54 (土木(ユニットE) 問7)

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問題

2級土木施工管理技士試験 令和7年度(前期) 問54(土木(ユニットE) 問7) (訂正依頼・報告はこちら)

高さ5m以上のコンクリート造の工作物の解体作業に伴う危険を防止するため事業者が行うべき事項に関する次の記述のうち、労働安全衛生法上、誤っているものはどれか。
  • 解体作業を行う区域内には、当該作業に関係する者以外の立入りを禁止する。
  • 器具、工具等を上げ、又は下すときは、つり綱、つり袋等を労働者に使用させる。
  • 作業の方法及び労働者の配置を決定し、作業を直接指揮する。
  • 強風、大雨等悪天候のため、作業の実施について危険が予想されるときは、当該作業を中止する。

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題は、高さ5m以上のコンクリート造の工作物の解体作業において、事業者に義務付けられている安全管理措置について問うものです。 

解体作業は、崩壊や落下物による危険が伴うため、作業区域の管理、工具の取り扱い、作業の指揮、天候への対応など、多岐にわたる安全対策を講じることが不可欠です。

 

選択肢1. 解体作業を行う区域内には、当該作業に関係する者以外の立入りを禁止する。

適当です。

選択肢2. 器具、工具等を上げ、又は下すときは、つり綱、つり袋等を労働者に使用させる。

適当です。

選択肢3. 作業の方法及び労働者の配置を決定し、作業を直接指揮する。

誤りです。

 

作業を直接指揮するのは作業主任者です。事業主ではありません。

選択肢4. 強風、大雨等悪天候のため、作業の実施について危険が予想されるときは、当該作業を中止する。

適当です。

まとめ

この問題のポイントは、危険が予想される悪天候時の作業中止に関する規定の解釈を正確に理解しているかどうかです

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