2級土木施工管理技士 過去問
令和7年度(前期)
問66 (土木(ユニットE) 問19)
問題文
①工法規定方式は、締固め機械の機種や締固め回数、盛土材料の敷均し厚さ等を規定する方法である。
②品質規定方式は、盛土の品質を仕様書に明示し、締固めの工法を施工者に任せる方法である。
③ICT建設機械での施工は、生産性の向上や働き方改革への対応及び品質の向上等が期待されている。
④盛土の締固めは、法面の安定や土の含水比の増加等を目的とし、必要な強度特性が得られるように行う。
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問題
2級土木施工管理技士試験 令和7年度(前期) 問66(土木(ユニットE) 問19) (訂正依頼・報告はこちら)
①工法規定方式は、締固め機械の機種や締固め回数、盛土材料の敷均し厚さ等を規定する方法である。
②品質規定方式は、盛土の品質を仕様書に明示し、締固めの工法を施工者に任せる方法である。
③ICT建設機械での施工は、生産性の向上や働き方改革への対応及び品質の向上等が期待されている。
④盛土の締固めは、法面の安定や土の含水比の増加等を目的とし、必要な強度特性が得られるように行う。
- ①②
- ③④
- ①②③
- ②③④
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この過去問の解説 (1件)
01
この問題は、盛土の締固めにおける品質管理の方式、ICT建設機械の活用、および盛土の締固めの目的について問うものです。
盛土の締固めを適切に行うためには、管理方式の特徴や、締固めの目的を正確に理解しておくことが重要です。
誤りです。
誤りです。
適当です。
誤りです。
この問題のポイントは、盛土の締固めにおける品質管理方式の特徴と、締固めの目的を正確に理解しているかどうかです。
特に、締固めは土の含水比を増加させるのではなく、密度を高めて強度を向上させることが目的であるという点を正確に把握しておくことが重要です。
① 工法規定方式は、締固め機械の機種や締固め回数、盛土材料の敷均し厚さ等を規定する方法である。
工法規定方式は、締固めの方法そのものを具体的に指定する方式であり、締固め機械の種類、締固め回数、敷き均し厚さなどが規定されます。
② 品質規定方式は、盛土の品質を仕様書に明示し、締固めの工法を施工者に任せる方法である。
品質規定方式は、盛土の品質(例えば、密度や支持力など)を仕様書で定め、その品質が確保できるのであれば、どのような工法を用いても良いとする方式です。これにより、施工者の創意工夫が活かされます。
③ ICT建設機械での施工は、生産性の向上や働き方改革への対応及び品質の向上等が期待されている。
ICT(情報通信技術)を活用した建設機械は、自動制御による精密な施工が可能となり、生産性の向上、作業員の負担軽減(働き方改革への対応)、および締固め品質の均一化などが期待されます。
④ 盛土の締固めは、法面の安定や土の含水比の増加等を目的とし、必要な強度特性が得られるように行う。
盛土の締固めは、土の密度を高めて強度を増加させ、法面の安定を確保することを目的とします。しかし、締固めは土の含水比を増加させるのではなく、締固めによって土の空隙が減少し、含水比が低下することが一般的です。
以上のことから、適当な記述は①、②、③の3つとなります。したがって、適当なもののみを全てあげている組合せは「①②③」となります。
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