二級建築士の過去問
平成27年(2015年)
学科3(建築構造) 問4
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問題
二級建築士試験 平成27年(2015年) 学科3(建築構造) 問4 (訂正依頼・報告はこちら)
図のような外力を受ける静定ラーメンにおいて、支点A、Bに生じる鉛直反力RA、RBの値と、C点に生じる曲げモーメントMCの絶対値との組合せとして、正しいものは、次のうちどれか。ただし、鉛直反力の方向は、上向きを「+」、下向きを「−」とする。
- RA:0kN RB:+4kN MCの絶対値:0kN・m
- RA:0kN RB:+4kN MCの絶対値:8kN・m
- RA:−4kN RB:+8kN MCの絶対値:8kN・m
- RA:−4kN RB:+8kN MCの絶対値:24kN・m
- RA:−6kN RB:+10kN MCの絶対値:24kN・m
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この過去問の解説 (3件)
01
計算のパターン通り
ΣX = 0、ΣY = 0、ΣM = 0 を使っていきます。
ΣX = 0より
Ha = 2kN …①
ΣY = 0より
Ra+Rb = 4 …②
ΣMa = 0より
2kN×4m+4kN×2m-Rb×4m = 0
Rb = +4kN …③
②に代入して
Ra = 0 kN
ΣMc = 0より
Mc−4kN×2m = 0
Mc = 8 kN
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02
支点反力Ra、Rbを求めます。
A点による曲げモーメントを検討します。
ΣMa = 0 = -4m × Rb + 4m × 2kN + 2m × 4kN より、
Rb = (8+8)/4 = 4kN(↑)
ΣV = 0 = Ra + Rb ー 4kN より、
Ra = 0kN
最後に、C点を切断して右側を検討します。
ΣMc = Mc ー 2m × Rb より、
Mc = 8kN・m
となります。
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03
ΣX = 0より Ha = 2 kN
ΣY = 0より Ra+Rb = 4 kN
ΣMa = 0よりRbを求めます。
2 kN × 4 m + 4 kN × 2 m - Rb × 4 m = 0
Rb = +4 kN
よって、Ra+Rb = 4kNですので
Ra = 0 kN
ΣMc = 0より
Mc - 4 kN × 2m=0
Mc = 8 kN・m となります。
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