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二級建築士の過去問 平成27年(2015年) 学科3(建築構造) 問24

問題

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石材の特徴に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
   1 .
凝灰岩は、大谷石などがあり、軟らかく加工がしやすいが、風化しやすいので、内装材などに用いられる。
   2 .
粘板岩(天然スレート)は、容易に層状に割裂できるので、屋根材などに用いられる。
   3 .
安山岩は、鉄平石などがあり、灰褐色のものが多く、板状で硬いので、外構の床材などに用いられる。
   4 .
花こう岩は、結晶質で硬く、高温でも火害を受けにくいので、耐火被覆材として用いられる。
   5 .
大理石は、磨くと光沢が得られるが、耐酸性に劣るので、内装材として用いられる。
( 二級建築士試験 平成27年(2015年) 学科3(建築構造) 問24 )
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この過去問の解説 (3件)

15
正解は4です。


1、凝灰岩は柔らかく加工しやすいですが、低強度及び風化しやすいという欠点があります。
そのため外部には用いられず内装材などに用いられます。
したがって正しい記述となります。

2、粘板岩(天然スレート)は、薄く板が堆積したような岩石です。
そのため容易に板状に割裂できるので、屋根材などに用いられます。
したがって正しい記述となります。

3、安山岩は灰褐色のものが多く、板状で硬いのが特徴です。
そのため、外構の床材などに用いられます。
したがって正しい記述となります。

4、花こう岩は強度は大きいですが耐火性に劣ります。
そのため耐火被覆材として用いることはできません。
したがって誤りの記述となります。

5、大理石は磨くと光沢が得られますが耐酸性に劣ります。
そのため外部には用いられず内装材として用いられます。
したがって正しい記述となります。

付箋メモを残すことが出来ます。
6
正解は4です。


1、凝灰岩(ぎょうかいがん)は、火山灰が凝結してできた岩石のことです。大谷石などがあり、古くから外壁、石塀、石蔵などの石材として使用されてきましが、加工はしやすいですが風化しやすいため、現在は主に内装材などに用いられます。
したがって正しい記述となります。

2、粘板岩(ねんばんがん)は一般的に天然スレートと呼ばれるもので、容易に層状に割裂できるので、屋根材などに用いられます。
したがって正しい記述となります。

3、安山岩は、火山岩の一種で、マグマが噴出し冷えて生成された岩石です。長野県に広く分布する鉄平石などがあり、灰褐色のものが多く、板状で硬いので、外構の床材などに用いられます。
したがって正しい記述となります。

4、花こう岩は、火成岩の一種で、石材として使われる際は御影石と呼ばれます。密度が高く耐久性がありますが、火に弱く、高温になると強度が下がり割れ目が出てしまいます。
したがって誤った記述となります。

5、大理石は、石灰岩の変成岩のことで、磨くと光沢が得られますが耐酸性に劣るので、酸性雨が降ると表面が溶けてしまいます。そのため内装材として用いられます。
したがって正しい記述となります。

5
正解は4

花こう岩は熱に弱く、よく燃えるので、
耐火被覆材としては用いる事はできません。
よって、誤りです。

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