二級建築士の過去問
平成27年(2015年)
学科4(建築施工) 問1
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問題
二級建築士試験 平成27年(2015年) 学科4(建築施工) 問1 (訂正依頼・報告はこちら)
施工計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 設計図書に指定がない工事の施工方法については、必要に応じて、監理者と施工者とが協議のうえ、施工者の責任において決定した。
- 総合施工計画書は、工事の着手に先立ち、総合仮設を含めた工事の全般的な進め方、主要工事の施工方法、品質目標と管理方針等を定めたうえで、監理者が作成した。
- 工種別の施工計画書における品質計画は、使用する材料、仕上り状態及び機能・性能を定めた基本要求品質を満たすように作成した。
- 基本工程表を作成するに当たって、施工計画書、製作図及び施工図の作成並びに承諾の時期を考慮した。
- 施工計画を検討するために、敷地及び周辺の状況の調査を行った。
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この過去問の解説 (3件)
01
1、設計図書に指定がない工事の施工方法を決める際は、施工前に監理者と施工者とで協議する必要があります。
またその際に決定した施工方法については施工者の責任になります。
したがって正しい記述となります。
2、総合施工計画書は、工事の着手前に施工者が作成します。
監理者ではありません。
したがって誤りの記述となります。
3、工種別の施工計画書において品質計画の内容には、使用材料、仕上り状態、機能・性能を定めた基本要求品質などを明記する必要があります。
したがって正しい記述となります。
4、基本工程表を作成するには、工事計画だけではなく様々な書類の承認を考慮した計画とする必要があります。
そのため施工計画書、製作図、施工図の作成並びに承諾の時期を考慮しなければいけません。
したがって正しい記述となります。
5、敷地及び周辺の状況の調査は、施工するにあたり重要な要素です。
調査をしたうえで施工計画を計画する必要があります。
したがって正しい記述となります。
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02
総合施工計画書とは、工事着手に先立って
工事の全般的な進め方や主要工事の施工方法、
品質目標と管理方針、重要管理事項等の
大要を定めたもので、受注者が作成するものです。
監理者ではありません。よって、誤りです。
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03
1、設計図書に指定がない工事の施工方法については、必要に応じて監理者と施工者とが協議のうえ、施工者の責任において決定を行います。
したがって正しい記述となります。
2、総合施工計画書は、工事の着手に先立ち、総合仮設を含めた工事の全般的な進め方、主要工事の施工方法、品質目標と管理方針等を定めたうえで、施工者が作成します。監理者ではありません。
したがって誤った記述となります。
3、工種別の施工計画書における品質計画は、使用する材料、仕上り状態及び機能・性能を定めた基本要求品質を満たすように作成します。
したがって正しい記述となります。
4、基本工程表は施工計画書、製作図及び施工図の作成並びに承諾の時期を考慮して作成を行います。
したがって正しい記述となります。
5、施工計画を検討するためには、敷地及び周辺の状況の調査を行います。敷地条件により工事内容や作業方法、それに関わる費用など様々な事に影響してくるため計画前に調査が必要となります。
したがって正しい記述となります。
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