二級建築士の過去問
平成27年(2015年)
学科4(建築施工) 問2

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問題

二級建築士試験 平成27年(2015年) 学科4(建築施工) 問2 (訂正依頼・報告はこちら)

工事現場における材料の保管に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 巻いた状態のビニル壁紙は、くせが付かないように、立てて保管した。
  • 陶磁器質タイル型枠先付け工法に用いるタイルユニット、タイル張付け材、目地材及び混和剤は、直射日光や雨露による劣化などを防止するため、シート養生を行い保管した。
  • アスファルトルーフィングは、屋内の乾燥した場所に平積みにして保管した。
  • ALCパネルは、反り、ねじれ等が生じないように、屋内に台木を水平に置き、その上に平積みにして保管した。
  • 鉄筋は、泥土が付かないように、受材の上に置き、シート養生を行い保管した。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3

ルーフィングとは屋根下地に使われる防水部材です。
平積みにするとくせが付いて変形する為、
乾燥した場所で立積みにした方がよいです。

参考になった数28

02

正解は3です。


1、ビニル壁紙は、ロール上のものであるため、くせが付かないように立てて保管します。
横積みなどはしないようにしましょう。
したがって正しい記述となります。

2、陶磁器質タイル型枠先付け工法に用いるタイルユニット、タイル張付け材、目地材及び混和剤は、直射日光や雨露によって劣化をしてしまいます。
そのため劣化を防止するため、シート養生を行い保管します。
したがって正しい記述となります。

3、アスファルトルーフィングは湿度に弱いため屋内の乾燥した場所で保管する必要があります。
また、平積みではは折れてしまうため、立てて置かなければいけません。
したがって誤りの記述となります。

4、ALCパネルは立てて置いたりそのまま積んだりすると、反りやねじれが生じる恐れがあります。
そのため屋内に台木を水平に置き、その上に平積みにして保管します。
また1山の高さは1m以下とし、総高は2m以下としなければいけません。
したがって正しい記述となります。

5、鉄筋は、泥土がついてしまうとコンクリートとの付着率が低下します。
そのため泥土がつかないようにするため受材の上に置きます。
また雨に濡れないようにシート養生を行い保管します。
したがって正しい記述となります。

参考になった数21

03

正解は3です。


1、ビニル壁紙は直射日光などを避けられる場所で、くせが付かないように立てて保管します。
したがって正しい記述となります。

2、陶磁器質タイル型枠先付け工法に用いるタイルユニット、タイル張付け材、目地材及び混和剤は、直射日光や雨露による劣化などを防止するため、シート養生を行い保管します。
したがって正しい記述となります。

3、アスファルトルーフィングは直射日光を避け、湿気の影響を受けにくい屋内の乾燥した場所に立てて保管します。
したがって誤った記述となります。

4、ALCパネルは、反り、ねじれ等が生じないように、屋内に台木を水平に置き、その上に平積みにして保管します。
したがって正しい記述となります。

5、鉄筋は湿気による発錆や泥土が付かないように、通風を確保し、受材を用いて地上より離します。またシート養生を行い保管します。
したがって正しい記述となります。

参考になった数9