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二級建築士の過去問 平成27年(2015年) 学科4(建築施工) 問9

問題

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鉄筋コンクリート工事における鉄筋のかぶり厚さに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
   1 .
柱の鉄筋のかぶり厚さは、主筋の外側表面から、これを覆うコンクリート表面までの最短距離とした。
   2 .
設計かぶり厚さは、必要な最小かぶり厚さに施工による誤差などを割増しした値とした。
   3 .
梁の配筋において、特記がなかったので、鉄筋のかぶり厚さを確保するために、端部以外の部分ではスペーサーの間隔を、1.5m程度とした。
   4 .
基礎の鉄筋の組立てに当たって、鉄筋のかぶり厚さには、捨てコンクリート部分の厚さを含めなかった。
   5 .
スラブ配筋において、特記がなかったので、鉄筋のかぶり厚さを確保するために、上端筋及び下端筋のバーサポートの数量を、それぞれ1.3個/m2程度とした。
( 二級建築士試験 平成27年(2015年) 学科4(建築施工) 問9 )
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この過去問の解説 (3件)

15
正解は1です。


1、柱の鉄筋のかぶり厚さは、部材の最も外側に配置された鉄筋の外側表面から、これを覆うコンクリート表面までの最短距離とします。主筋よりも外側には帯筋やあばら筋などがありますので、その内最も外側にある鉄筋の外側表面からの距離とします。
したがって誤った記述となります。

2、設計かぶり厚さは、必要な最小かぶり厚さに施工による誤差などを割増しした値とします。最少かぶり厚さの値に10㎜を加えた値以上として工事監理者の承認を受けます。
したがって正しい記述となります。

3、梁の配筋において、特記がない場合、鉄筋のかぶり厚さを確保するために、端部以外の部分ではスペーサーの間隔を1.5m程度とし、端部では1.5m以内とします。
したがって正しい記述となります。

4、鉄筋のかぶり厚さには、捨てコンクリート部分の厚さを含めません。捨てコンクリートはあくまで墨だし作業をしやすくしたり、基礎を乗せる面を水平にするなど良好な状態にするためのものですので、鉄筋の耐久性を確保するためのかぶり厚さに含むことはできません。
したがって正しい記述となります。

5、スラブ配筋において、特記がない場合、鉄筋のかぶり厚さを確保するために、上端筋及び下端筋のバーサポートの数量は、それぞれ1.3個/m2程度とします。また端部上端筋および中央部下端筋には必ず設置します。
したがって正しい記述となります。

付箋メモを残すことが出来ます。
12
正解は1

かぶり厚さとは、鉄筋を覆うコンクリートの厚さのことです。
コンクリート表面と中に入っている鉄筋の表面までの
最短距離を指します。設問の内容は、主筋の外側表面とありますが、
主筋の外側に帯筋(補強筋)が入るため、この内容だと不適当です。

5
正解は1です。


1、柱の鉄筋のかぶり厚さは、主筋の外側表面からではなく主筋の周りを囲む帯筋・あばら筋の外側から測定します。
そこからこれを覆うコンクリート表面までの最短距離までの厚さがかぶり厚さになります。
したがって誤りの記述となります。

2、設計かぶり厚さは、最小かぶり厚さに施工による誤差などを割増しして算出します。
その際の割増は通常10mmとされています。
したがって正しい記述となります。

3、梁の配筋において特記がない場合、鉄筋のかぶり厚さを確保するために、端部以外の部分ではスペーサーの間隔を1.5m程度とします。
したがって正しい記述となります。

4、基礎の鉄筋の組立てに当たって、鉄筋のかぶり厚さには、捨てコンクリート部分の厚さは含めません。
したがって正しい記述となります。

5、スラブ配筋において特記がない場合、鉄筋のかぶり厚さを確保するために、上端筋及び下端筋のバーサポートの数量をそれぞれ1.3個/㎡程度とします。
したがって正しい記述となります。

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