二級建築士の過去問
平成28年(2016年)
学科4(建築施工) 問3

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問題

二級建築士試験 平成28年(2016年) 学科4(建築施工) 問3 (訂正依頼・報告はこちら)

工事現場の安全確保に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • つり上げ荷重が2tの小型移動式クレーンの運転に、小型移動式クレーン運転技能講習を修了した者を就かせた。
  • スレート葺の屋根の上で作業を行うので、幅24cmの歩み板を設け、防網を張った。
  • 高さ9mの登り桟橋において、踊り場を高さ3mごとに設けた。
  • 単管足場の脚部には、足場の滑動又は沈下を防止するため、ベース金具を用い、かつ、敷板を用い、根がらみを設けた。
  • 高さ3mの作業構台において、作業床の床材間の隙間を2cm以下とした。

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この過去問の解説 (3件)

01

最も不適当なものは2番です。

 1 . 正
つり上げ荷重が5t未満の小型移動式クレーンの運転は、
小型移動式クレーン運転技能講習を修了した者を就かせることができます。

 2 . 誤
スレート葺の屋根の上で作業では、
転落防止のために【幅30cm以上の歩み板】を設ける必要があります。
設問は幅24cmなので 誤 です。

 3 . 正
高さ8m以上の登り桟橋では、
踊り場を7m以内ごとに設ける必要があります。

 4 . 正
単管足場の滑動・沈下を防止するため、
ベース金具、敷板を用い、根がらみを設けます。

 5 . 正
高さ2m以上の作業構台では、
作業床の床材間の隙間を3cm以下にする必要があります。

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02

正解 : 2

1.〇
小型移動式クレーンの運転は、つり上げ荷重が1t以上5t未満の場合、
技能講習修了者でもよいです。

2.×
スレートで葺かれた屋根上作業では、
『 幅30cm以上の歩み板 』を設け、防網を張る必要があります。

3.〇
登り桟橋は、高さ8m以上の場合、
7m以内ごとに踊り場を設ける必要があります。

4.〇
単管足場の脚部には、ベース金具を用い、敷板に釘止めし根がらみを設け、
足場の滑動沈下防止措置をします。

5.〇
高さ2m以上の作業構台では、
作業床の床材間のすき間を3cm以下とするので、正しいです。

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03

1.正)設問の通り

2.誤)
歩み板の幅は30cm以上とする必要があります。
よって 24cmでは不足しています。

3.正)設問の通り

4.正)設問の通り

5.正)設問の通り

参考になった数4