二級建築士の過去問
平成29年(2017年)
学科1(建築計画) 問3
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問題
二級建築士試験 平成29年(2017年) 学科1(建築計画) 問3 (訂正依頼・報告はこちら)
建築環境工学に関する次の用語の組合せのうち、同じ単位で表すことのできるものはどれか。
- 熱貫流率--------代謝量
- 熱貫流率--------昼光率
- 照度------------日射量
- 照度------------音の強さ
- 日射量----------音の強さ
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この過去問の解説 (2件)
01
1-熱貫流率にははW/(㎡・K)、代謝量にはmetの単位が使われます。
2-熱貫流率にはW/(㎡・K)、昼光率には%の単位が使われます。
3-照度にはlx、日射量にはW/㎡の単位が使われます。
4-照度にはlx、音の強さにはW/㎡の単位が使われます。
5-日射量、音の強さどちらにもW/㎡、の単位が使われます。
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02
1.熱貫流率とは、温度が異なる空間において高温側から低温側へ材料(壁・窓)を通した時の熱の伝わりやすさを示す値です。単位はW/(㎡・K)です。
代謝量とは、運動や作業で人体が生産するエネルギー量のことです。単位はW/㎡またはmetです。
したがって、同じ単位で表すことはできません。
2.昼光率とは、室内のある点における昼光による照度と、全天空照度との比率で、単位は%です。
したがって、熱貫流率と同じ単位で表すことはできません。
3.照度とは、ある面において単位面積が受ける光束量です。単位はlxまたはlm/㎡です。
日射量とは、単位面積が単位時間に受ける熱量のことで、単位はW/㎡です。
したがって、同じ単位で表すことはできません。
4.音の強さは、1㎡あたりの音のエネルギーのことで、単位はW/㎡です。
したがって、照度と同じ単位で表すことはできません。
5.上記3、4より、日射量と音の強さの単位はどちらもW/㎡で表すことができます。
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