二級建築士の過去問
平成29年(2017年)
学科1(建築計画) 問14
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問題
二級建築士試験 平成29年(2017年) 学科1(建築計画) 問14 (訂正依頼・報告はこちら)
教育施設等の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 地域図書館において、新聞や雑誌などを気軽に読む空間として、レファレンスコーナーを設けた。
- 保育所の保育室において、昼寝の場と食事の場とを分けて設けた。
- 幼稚園の保育室において、1人当たりの床面積は、5歳児学級用より3歳児学級用のほうを広くした。
- 小学校において、多様化する学習形態に合せたワークスペースとして、多目的スペースを普通教室に隣接して設けた。
- 中学校において、図書室の出納システムは、開架式とした。
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この過去問の解説 (2件)
01
1.記述はブラウジングコーナーのことです。
レファレンスコーナーとは、図書館利用者の質問・疑問や調査・研究に対して、適切な資料を提供し、解決の援助をするコーナーのことです。
2.保育所では、幼児の昼寝の時間が設定されており、食事から昼寝へ移行する幼児の対応や衛生面の対応求めらます。
そのため、食事の場と昼寝の場を分けて設けることが必要とされます。
3.3歳児には、集団行動ができないという特徴があり、自由に遊べるスペースを設ける必要があります。
そのため、保育室における幼児1人あたりの床面積は、5歳児学級用より3歳児学級用を広く計画しなければなりません。
4.近年の教育システムは、クラスを固定せず、複数の教師で分担して授業を行う方式やプログラム学習方式の導入により、多様化してきています。
これらに対応するため、多目的に使用できるスペースが必要とされており、この多目的スペースは普通教室に隣接して設けることが望ましいです。
5.中学校における図書室の出納システムは、図書を自由に閲覧できる開架式とします。
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02
1-設問はブラウジングコーナーの説明です。
レファレンスコーナーは、調査・研究が目的の利用者に対して、参考資料や機器を備えた室のことです。
2-設問の通りです。
3-設問の通りです。
保育室の一人当たりの床面積は低年齢児ほど大きくします。
4-設問の通りです。
5-設問の通りです。
利用者が直接書籍を見て取り出せる書架の事を開架式といいます。
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