正解は3です。
1、各工程ルートにおける作業日数を算出します。
A→E→F→H=6+1+3+3=13日
A→E→G→H=6+1+4+3=14日
B→C→F→H=2+5+3+3=13日
B→C→G→H=2+5+4+3=14日
B→D→G→H=2+6+4+3=15日
よってクリティカルパスが15日となり、この工事全体は、最短15日で終了します。
したがって正しい記述となります。
2、A作業の所要日数を1日短縮した場合のルートを算出します。
A→E→F→H=5+1+3+3=12日
A→E→G→H=5+1+4+3=13日
B→C→F→H=2+5+3+3=13日
B→C→G→H=2+5+4+3=14日
B→D→G→H=2+6+4+3=15日
上記より1日短縮してもこの工事全体の作業日数は変わりません。
これはクリティカルパスとなるルートにA作業が直接関係していないためです。
またAを通るルートとクリティカルパスのルートで合流する点(Dルートの後)までの合計日数で判断すれば何日まで短縮できるのかわかります。
したがって正しい記述となります。
3、D作業の所要日数を3日短縮した場合のルートを算出します。
A→E→F→H=6+1+3+3=13日
A→E→G→H=6+1+4+3=14日
B→C→F→H=2+5+3+3=13日
B→C→G→H=2+5+4+3=14日
B→D→G→H=2+3+4+3=12日
そのためクリティカルパスが変わり、全体工期は14日となり1日の短縮となります。
したがって誤りの記述となります。
4、ダミーがあるためC作業、D作業、E作業が終了しなければG作業は開始できません。
したがって正しい記述となります。