二級建築士の過去問
平成29年(2017年)
学科4(建築施工) 問7
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問題
二級建築士試験 平成29年(2017年) 学科4(建築施工) 問7 (訂正依頼・報告はこちら)
木造2階建て住宅の基礎工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 柱脚部の短期許容耐力が25kN以下のホールダウン専用アンカーボルトのコンクリート基礎への埋込み長さは、360mmとした。
- 布基礎の底盤部分の主筋にD10を用い、その間隔を300mmとした。
- アンカーボルトの埋込み位置は、隅角部及び土台の継手位置付近とし、その他の部分は間隔を2.0mとした。
- 床下の防湿措置において、床下地面全面に厚さ0.15mmのポリエチレンフィルムを、重ね幅100mmとして敷き詰めた。
- 布基礎の立上りの厚さは150mmとし、セパレーターを用いて型枠の幅を固定した。
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この過去問の解説 (3件)
01
1 .柱脚部の短期許容耐力が25kN以下のホールダウン専用アンカーボルトのコンクリート基礎への定着長さは、360mm以上とします。
正しい記述です。
2 .布基礎の底盤部分の主筋はD9以上とし、間隔は300mm以下とします。
正しい記述です。
3 .アンカーボルトの埋込み位置は、隅角部及び土台の継手位置付近とし、できるだけ柱に近接した位置とします。その他の部分は間隔を2.0m以内とします。
正しい記述です。
4 .床下の防湿措置において、床下地面全面に厚さ0.15mmのポリエチレンフィルムを敷き詰め、重ね幅は150mm以上とします。
誤った記述です。
5 .布基礎の立上りの厚さは120mm以上とし、セパレーターを用いて型枠を固定します。
正しい記述です。
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02
1、柱脚部の短期許容耐力が25kN以下のホールダウン専用アンカーボルトのコンクリート基礎への埋込み長さは360mm以上とします。
したがって正しい記述となります。
2、布基礎の底盤部分の主筋にはD10を用いて、その間隔は300mm以下とします。
したがって正しい記述となります。
3、アンカーボルトの埋込み位置は、隅角部及び土台の継手位置付近とし、その他の部分は間隔を2.7m以内とします。
したがって正しい記述となります。
4、床下の防湿措置においては、床下地面全面に厚さ0.15mmのポリエチレンフィルムを重ね幅150mm以上で敷き詰めます。
したがって誤りの記述となります。
なお、基礎断熱工事の場合は重ね幅300mm以上なので注意しましょう。
5、布基礎の立上りの厚さは150mm以上とします。
また型枠の固定にはセパレーターを用います。
したがって正しい記述となります。
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03
1.柱脚部の短期許容耐力が25kN以下のホールダウン専用アンカーボルトのコンクリート基礎への埋込み長さ(定着)は360mm以上となりますので、正しい記述となります。
2.布基礎の底盤部分の主筋はD9以上を用い、その間隔を300mm以下としますので、正しい記述となります。
3.アンカーボルトの埋込み位置は、隅角部及び土台の継手位置付近とし、その他の部分は間隔を2.7m以下としますので、正しい記述となります。
4.床下の防湿措置においては、床下地面全面に厚さ0.15mmのポリエチレンフィルムを、重ね幅150mmで敷き詰めますので、誤った記述となります。
5.布基礎の立上りの厚さは120mm以上とします。セパレーターを用いて型枠を固定しますので、正しい記述となります。
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