二級建築士の過去問
平成30年(2018年)
学科1(建築計画) 問6

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問題

二級建築士試験 平成30年(2018年) 学科1(建築計画) 問6 (訂正依頼・報告はこちら)

熱貫流率が1.0W/(m2・K)の壁体について、熱伝導率0.03W/(m・K)の断熱材を用いて熱貫流率を0.4W(/m2・K)とするために、必要となる断熱材の厚さは、次のうちどれか。
  • 30mm
  • 35mm
  • 40mm
  • 45mm
  • 50mm

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この過去問の解説 (3件)

01

この問題の断熱材の厚み算定式は
断熱材厚み = 熱伝導率×熱貫流抵抗

次に熱貫流抵抗の算定式は
熱貫流抵抗 = 1/熱貫流率

今回の問題では
熱貫流率が1.0W(㎡/K)の壁体に0.4W(㎡/K)断熱材を加えるため
熱貫流抵抗 = 1/0.4 - 1/1.0 = 1.5

これらを代入して
断熱材の厚み = 0.03 × 1.5 = 0.045 (m)
       = 45 mm

よって4が正解となります。

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02

 計算式は 
 [熱貫流抵抗] = 1/[熱貫流率]
       = 1/[壁体の熱貫流率] + [断熱材の厚さ]/[断熱の熱伝導率]

 これを当てはめると   1/[0.4] = 1/[1.0] + [断熱材の厚さ]/[0.03]
 計算をすると     [断熱材の厚さ] = 0.045m ⇒45㎜  となり、 

 正解は 4. 45㎜ となります。

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03

正解は「4」です。

熱貫流率の算定式は、
熱貫流率 = 1/熱抵抗値

熱抵抗値 = 厚さ(断熱材)/熱伝導率

以上の2式より
0.4 = 1 / (1/1.0 + m/0.03)
 m = (1/1.0 - 1/0.4) × 0.03
 m = 0.045 (m)
 m = 45mm

よって、45mmとなります。

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