二級建築士の過去問
平成30年(2018年)
学科1(建築計画) 問24

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問題

二級建築士試験 平成30年(2018年) 学科1(建築計画) 問24 (訂正依頼・報告はこちら)

照明に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 照明率は、光源から出た全光束のうち、作業面に到達する光束の割合である。
  • 保守率は、時間の経過に伴う照度低下の補正係数である。
  • 室指数は、対象の室の光源の高さにかかわらず、その室の間口と奥行から求められる。
  • 配光は、光源の各方向に対する光度の分布である。
  • 演色性は、物体色の見え方に変化を起こす光源の性質である。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は「3」です。

1.設問通りです。
照明率は、照明器具の光源が発する光束の中の、
ある面上に達する光束の割合を表します。
照明器具の種類や形状、壁、床、反射率等により異なります。

2.設問通りです。
照明器具は、経年劣化やほこり等の汚れにより光束が減少します。
この減少をあらかじめ見込んでおくための係数を保守率といいます。

3.誤りです。
室指数とは、部屋の形状が照度に与える影響を数値化したものです。
室指数の求め方は、間口・奥行・光源までの高さが必要となるため、光源の高さは室指数を求める上で必要となります。

4.設問通りです。
配光とは、光源から発する光がどの方向にどれくらいの強さで発しているかを表すものです。

5.設問通りです。
演色性とは、ある物体を照らしたときに、その物体の色の見え方に及ぼす光源の性質を表します。

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02

1.設問通りです。
照明率は、光源から出た全光束のうち、作業面に到達する光束の割合です。
照明器具や内装仕上げの反射率などで決まります。

2.設問通りです。
保守率は、照明器具の経年劣化による照度低下を見込むため、補正係数があります。

3.誤りです。
室指数は室の間口、奥行、作業面から光源までの距離によって求められます。
そのため、対象の室の光源からの高さも関係があります。

4.設問通りです。
配光とは、照明器具の光の強さのことです。また光度の分布でもあります。

5.設問通りです。
物体を照らす光源によって物体の見え方は変わります。この光源を演色性で表します。

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03

1. 記述は正しいです
 照明率は照明器具や部屋の形状によって数値が変化します。照明率を上げるには、部屋の照明反射率を上げたり、反射板の付いた照明器具にするなどがあります。

2. 記述は正しいです
 照明の新品に対する経年劣化割合で、照明器具の使用頻度やほこりなどの環境で数値が異なります。照明器具の選定のため、部屋の使い方を計画したうえで保守率を考慮し照明計画をします。

3. 記述は不適当です
 室指数計算は部屋の間口・奥行・光源からの高さによって求められます。
   Kr = W × D / (H [W + D])
      W:部屋の間口
      D:部屋の奥行
      H:光源からの高さ

4. 記述は正しいです
 上向き・下向きのランプシェードや透過する素材のシェードなどによって配光割合は異なります。部屋の目的によって配光を決定します。

5. 記述は正しいです
 演色性は照明によってどれだけリアルな色を再現できるかの指標です。物体を昼光で観た時を100とします。トンネルのオレンジ調照明などは、演色性が低いということになります。

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