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二級建築士の過去問 平成30年(2018年) 学科2(建築法規) 問6

問題

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図のような立面を有する瓦葺屋根の木造2階建て、延べ面積140m2の建築物に設ける構造耐力上必要な軸組を、厚さ4.5cm×幅9cmの木材の筋かいを入れた軸組とする場合、1階の張り間方向の当該軸組の長さの合計の最小限必要な数値として、建築基準法上、正しいものは、次のうちどれか。ただし、小屋裏等に物置等は設けず、区域の地盤及び風の状況に応じた「地震力」及び「風圧力」に対する軸組の割増はないものとし、国土交通大臣が定める基準に従った構造計算は行わないものとする。
問題文の画像
   1 .
1,015.0cm
   2 .
1,155.0cm
   3 .
1,250.0cm
   4 .
1,375.0cm
   5 .
1,587.5cm
( 二級建築士試験 平成30年(2018年) 学科2(建築法規) 問6 )
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この過去問の解説 (3件)

8
令46条4項により、必要軸組長さは、地震力と風圧力それぞれに必要な軸組長さの大きい方の値とします。

地震力による必要な軸組長さ
必要軸組の長さ × 令46条表1の倍率 ≧ その階の床面積 × 令46条表2の数値
X×2 ≧ 70㎡×33㎝/㎡
2X ≧ 2310㎝
X ≧ 1155㎝

風圧力による必要な軸組長さ
必要軸組長さ × 令46条表1の倍率 ≧ 張り間方向見付面積 × 令46条表3の数値
X×2 ≧ (6.35-1.35)×10㎡×50㎝/㎡
2X ≧ 2500㎝
X ≧ 1250㎝

よって、1250㎝ が必要軸組長さになります。

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7
 令46条4項、昭56告1100号による木造軸組計算です。設問は必要軸組量の算定となります。

• 地震力の必要軸組量の算定
条件は『瓦屋根』なので、適用する床面積に乗ずる数値は
1階部分~ 33㎝/㎡
各階床面積は70㎡なので、必要軸組量は
1階……33 × 70 = 2,310cm

• 風圧力の必要軸組量の算定
風圧力に乗ずる数値は 50㎝/㎡です
梁間(妻側ライン)方向の見附面積は、桁行面の見付面積を算定します。
1階見付面積~ (1.00+2.50+2.85-1.35) × 10.0 = 50.0㎡
必要軸組量は
1階……50 × 50.0 = 2,500cm
 
 2つの結果を比較して、(2,310㎝)<(2,500㎝)なので必要軸組量は 2,500㎝ です。
 設問では「4.5㎝ × 9㎝ の木材筋かい」とあるので条件の倍率は2倍であり、
 求める軸組長さは [必要軸組量] ÷ [倍率] = 2,500 ÷ 2 = 1,250㎝

 よって設問は 3. 1,250㎝ が正解となります。

4
正解は「3」です。

令第46条四項より、階数が2以上又は延べ面積の合計が50㎡を超える木造建築物は、軸組計算が必要となります。
地震力と風圧力によってそれぞれ必要な耐力壁の有効長さを求め、大きい方の数値(安全側)を採用します。

設問は、床面積70㎡、瓦屋根であり、地震力による壁長は、
70㎡(1階床面積)× 33(令第46条表2)= 2310cm 
厚さ4.5cm×幅9cmの筋交いの倍率は2倍
よって、2310cm ÷ 2 =1155cm

風圧力により壁長さは、
(10.00m × 5.00m)× 50 = 2500cm
 2500cm ÷ 2 = 1250cm

以上より、数値が大きい 1250mm が正解となります。

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