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二級建築士の過去問 平成30年(2018年) 学科3(建築構造) 問22

問題

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[ 設定等 ]
セメント、骨材等のコンクリートの材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
   1 .
高炉セメントB種は、普通ポルトランドセメントに比べて、アルカリシリカ反応に対する抵抗性に優れている。
   2 .
ポルトランドセメントには、凝結時間を調整するためにせっこうが混合されている。
   3 .
セメントは、水和反応後、時間が経過して乾燥するにしたがって強度が増大する気硬性材料である。
   4 .
骨材の粒径は、均一であるよりも、小さな粒径から大きな粒径までが混ざり合っているほうが望ましい。
   5 .
AE剤は、コンクリートの凍結融解作用に対する抵抗性を増大させ、耐久性も向上させる。
( 二級建築士試験 平成30年(2018年) 学科3(建築構造) 問22 )
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この過去問の解説 (2件)

10
1. 記述は正しいです
 アルカリシリカ反応を抑制するために、高炉セメントB種やシリカセメントB種を用います。

2. 記述は正しいです
 ポルトランドセメントは、化学反応の時間を調整するためにセメントの成分調整のほか、せっこうの量で反応を調整しています。

3. 記述は誤りです
 気硬性は、空気と反応して硬化する性質のことです。
セメントは水和反応で硬化する性質を持っているので、水硬性材料です。

4. 記述は正しいです
 骨材の粒度がまばらであれば、じゃんかの抑制やワーカビリティ確保ができるため、粗骨材と細骨材を適切に配合します。

5. 記述は正しいです
 AE剤は、コンクリート内部に気泡を発生することで、ワーカビリティの改善や耐寒性を向上させる特徴を持っています。

付箋メモを残すことが出来ます。
5
正解は3です。


1、高炉セメントB種は、普通ポルトランドセメントに比べて、アルカリシリカ反応に対する抵抗性に優れています。
したがって正しい記述となります。

2、 ポルトランドセメントには、凝結時間を調整するために、せっこうが混合されています。
したがって正しい記述となります。

3、セメントは、水和反応後、時間が経過して乾燥するにしたがって強度が増大する水硬性材料です。
したがって誤りの記述となります。

4、骨材の粒径は、均一であるよりも小さな粒径から大きな粒径までが混ざり合っている方が単位水量が小さくなるため、望ましいです。
したがって正しい記述となります。

5、AE剤は、コンクリートの凍結融解作用に対する抵抗性を増大させ、耐久性も向上させます。
したがって正しい記述となります。

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