二級建築士の過去問
令和元年(2019年)
学科3(建築構造) 問1

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問題

二級建築士試験 令和元年(2019年) 学科3(建築構造) 問1 (訂正依頼・報告はこちら)

図のような断面において、図心の座標(x0 , y0)の値として、正しいものは、次のうちどれか。ただし、x0 = Sy / A 、y0 = Sx / Aであり、Sx、SyはそれぞれX軸、Y軸まわりの断面一次モーメント、Aは全断面積を示すものとする。
問題文の画像
  • x0(mm):15  y0(mm):20
  • x0(mm):15  y0(mm):35
  • x0(mm):15  y0(mm):40
  • x0(mm):20  y0(mm):35
  • x0(mm):20  y0(mm):40

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この過去問の解説 (2件)

01

下部 20㎜ × 40㎜ と上部 40㎜ × 20㎜ の2つについて検討します。

• (上部の面積×X軸からの図心距離)+(下部の面積×X軸からの図心距離)を求めます。
( 20 × 40 + 40 × 20 ) × x0 = ( 20 × 40 × [20/2] ) + ( 40 × 20 × [40/2] )
     1,600 x0 = 8,000 + 16,000
 よって、  x0 = 15 ㎜    となります。

• (上部の面積×Y軸からの図心距離)+(下部の面積×Y軸からの図心距離)を求めます。
( 20 × 40 + 40 × 20 ) × y0 = ( 20 × 40 × [40/2] ) + ( 40 × 20 × [100/2] )
     1,600 y0 = 16,000 + 40,000
 よって、  y0 = 35 ㎜    となります。

 したがって、 2. x0:15 (㎜) y0:35(㎜)  が正解になります。

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02

計算しやすいように、A(20×40)、B(40×20)の2つの部分に分けます。

(全体の断面積) × (X軸から図心までの距離)
= (Aの断面積) × (X軸から図心までの距離) + (Bの断面積) × (X軸から図心までの距離)

1600 × X0 = 800 × 10 + 800 × 20
X0 = 15

(全体の断面積) × (Y軸から図心までの距離)
= (Aの断面積) × (Y軸から図心までの距離) + (Bの断面積) × (Y軸から図心までの距離)

1600 × Y0 = 800 × 20 + 800 × 50
Y0 = 35

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