二級建築士の過去問
令和元年(2019年)
学科3(建築構造) 問6
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問題
二級建築士試験 令和元年(2019年) 学科3(建築構造) 問6 (訂正依頼・報告はこちら)
図のような材の長さ、材端又は材の中央の支持条件が異なる柱A、B、Cの座屈長さを、それぞれlA、lB、lCとしたとき、それらの大小関係として、正しいものは、次のうちどれか。
- lA >lB >lC
- lA = lB >lC
- lB >lA >lC
- lB >lC >lA
- lB = lC >lA
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この過去問の解説 (2件)
01
ポイントになるのは、
・座屈の荷重は柱の長さの2乗に反比例します。
・拘束条件に応じて座屈長さの倍率があります。
これにより座屈長さを求めます。
A. 両端ピン接合なので、倍率は1倍です。
ℓA = 1.0 × 1.5ℓ
B. 一方拘束接合なので、倍率は0.7倍です。
ℓB= 0.7 × 2.0ℓ = 1.4ℓ
C. 中間にピン接合であるので、倍率は1倍です。
ℓC = 1.0 × 1.0ℓ = 1.0ℓ
よって、 1. ℓA > ℓB > ℓC が正解になります。
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02
一端ピン他端固定の場合は倍率が0.7になります。
A. 1.5ℓ × 1.0 = 1.5ℓ
B. 2ℓ × 0.7 = 1.4ℓ
C. 1ℓ × 1.0 = 1.0ℓ
よって、1 の ℓA>ℓB>ℓC が正しい選択肢です。
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