二級建築士の過去問
令和2年(2020年)
学科3(建築構造) 問4
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問題
二級建築士試験 令和2年(2020年) 学科3(建築構造) 問4 (訂正依頼・報告はこちら)
図のような曲げモーメント図となる静定ラーメンにおいて、受けている外力の大きさとして、正しいものは、次のうちどれか。ただし、曲げモーメント図は、材の引張側に描くものとする。
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この過去問の解説 (2件)
01
正解は5です。
B点のモーメントが4Pとなっていることより、
A点の水平反力HAは次式で求められます。
MB=HA×4=4P
HA=P(右向き)
水平反力のつり合い条件式により
F点の水平反力HF=P(左向き)となるため、
この時点で選択肢2,4は誤りとわかります。
次にE点のモーメントが2Pとなっていることより、
次式でA点の垂直反力VAを求める事ができます。
ME=ーP×4+VA×2=2P
2VA=2P+4P
VA=3P(上向き)
次にD点のモーメントが0となっていることより、
E点の外力をXPと仮定し次式で求めます。
MD=3P×4ーXP×2ーP×2=0
12Pー2XPー2P=0
2XP=10P
X=5
よってE点の外力は5P(下向き)とわかったため、
選択肢5が正解です。
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02
正解は5です。
曲げモーメントを元に静定ラーメンが受けている外力を求める問題です。
まずラーメンの右側と左側で分断して左側の垂直反力VA を求めましょう。
ΣME = -ME + VA × 2m -P × 4m
= -2P + 2VA - 4P
= -6P + 2VA
VA = 3P
次にD点のモーメント0を元にE点にかかる反力を求めます。
先程、求めた垂直反力VA を利用するためD点を中心とします。
ΣMD = 3P × 4m -E × 2m -P × 2m
= 12P - 2E - 2P
= 10P - 2E
VE = 5P
以上のことより選択する図形は5となります。
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