二級建築士の過去問
令和2年(2020年)
学科3(建築構造) 問5
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問題
二級建築士試験 令和2年(2020年) 学科3(建築構造) 問5 (訂正依頼・報告はこちら)
図のような外力を受ける静定トラスにおいて、部材Aに生じる軸方向力の値として、正しいものは、次のうちどれか。ただし、軸方向力は、引張力を「+」、圧縮力を「−」とする。
- −3√2 kN
- −√2 kN
- 0 kN
- +√2 kN
- +3√2 kN
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この過去問の解説 (2件)
01
正解は2です。
左下の接点をA、右下の接点をBとし
つり合い条件式により
A点の垂直反力VAを求めます。
ΣV=0より
VAー3P+VB=0
VA+VB=3P
ΣMB=0より
9VA-18=0
VA =2(kN)
次に切断法を用いて
部材Aを通過するように切断し
部材Aの軸方向力をNAと仮定し、
垂直方向の軸方向力をNA(Y)(下向き)と仮定します。
垂直方向のつり合い条件式により
NA(Y)+3ー2=0より
NA(Y)=ー1(上向き)
三角比によりNA=-√2(圧縮)
よって選択肢2が正しいです。
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02
正解は2です。
はじめに左下の接点をa、右下の接点をbと仮定します。
反力Va、Vbを求めます。
Σb = Va × 9m - 3KN × 6m
= 9Va - 18KN
Va = 2KN
Vb = 1KN
次に切断法を用いて、A部材の軸方向力を求めます。
Vb = 1KNより、三角比1:1:√2を用いてA = -√2が求まります。
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