二級建築士の過去問
令和2年(2020年)
学科3(建築構造) 問10

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問題

二級建築士試験 令和2年(2020年) 学科3(建築構造) 問10 (訂正依頼・報告はこちら)

木造建築物の部材の名称とその説明との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
  • 真束 ―――― 小屋組(洋小屋)において、中央で棟木や合掌を受ける部材
  • 長押 ―――― 鴨居の上端に水平に取り付けられる和室の化粧造作材
  • 面戸板 ――― 垂木と垂木の間において、野地板と軒桁との間にできる隙間をふさぐために用いる板材
  • 転び止め ―― 小屋組においては、合掌の上に母屋を取り付ける際に、母屋が移動・回転しないように留めておく部材
  • 際根太 ――― 大引と平行に柱や間柱の側面に取り付け、根太の端部を受ける部材

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は5です。

各選択肢の解説は以下のとおりです。

1→設問の通り正しいです。

棟木は屋根の中央に位置する木材で真束はその棟木を支える役割となっています。

2→設問の通り正しいです。長押は鴨居の上に水平に取り付ける部材です。

3→設問の通り正しいです。

面戸板は軒桁と垂木の高低差の隙間を埋める部材です。

4→設問の通り正しいです。

5→設問の内容は根太掛けです。

際根太は並行に配置した根太の端部の根太のことです。

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02

正解は5です。

最も不適当なものを選びましょう。

際根太とは、床組みにおいて床板の材端を支えるため、大引きや床梁に直行する方向にかけ渡す壁際の根太のことをいいます。

設問の記述は、根太掛けのことをいいます。

参考になった数5