二級建築士の過去問
令和2年(2020年)
学科3(建築構造) 問21

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問題

二級建築士試験 令和2年(2020年) 学科3(建築構造) 問21 (訂正依頼・報告はこちら)

コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 単位水量の少ないコンクリートほど、乾燥収縮の程度は小さくなる。
  • 水セメント比が小さいコンクリートほど、中性化速度は遅くなる。
  • 気乾単位容積質量が大きいコンクリートほど、ヤング係数は大きくなる。
  • コンクリートの圧縮強度、引張強度、曲げ強度のうち、最も小さい値となるのは曲げ強度である。
  • コールドジョイントを防止するためには、先に打ち込まれたコンクリートの凝結が始まる前に、次のコンクリートを打ち重ねる必要がある。

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は4です。

各選択肢の解説は以下のとおりです。

1→設問の通り正しいです。単位水量が少ないほど乾燥収縮の程度は小さくなります。

2→設問の通り正しいです。中性化速度は水セメント比が小さいほど遅くなります。

3→設問の通り正しいです。気乾単位容積質量が大きいほどヤング係数が大きくなります。

4→コンクリート強度の大小関係は 圧縮>曲げ>引張り となっているため、設問の内容は誤りです。

5→設問の通り正しいです。不適切な打ち継ぎ処理によりコールドジョイントができるので注意が必要です。

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02

正解は4です。

最も不適当なものを選びます。

1.記述は正しいです。

 単位水量の少ないコンクリートほど、乾燥収縮の程度は小さくなります。

2.記述は正しいです。

 水セメント比が小さいコンクリートほど、中性化速度は遅くなります。

3.記述は正しいです。

 気乾単位容積質量が大きいコンクリートほど、ヤング係数は大きくなります。

4.記述は誤りです。

 コンクリートの強度の大小関係は、圧縮強度>曲げ強度>引張強度です。

5.記述は正しいです。

 コールドジョイントを防止するためには、先に打ち込まれたコンクリートの凝結が始まる前に、次のコンクリートを打ち重ねる必要があります。

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