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二級建築士の過去問 令和4年(2022年) 学科1(建築計画) 問3

問題

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建築環境工学に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
   1 .
熱伝導率の値が大きい材料ほど、断熱性が高い。
   2 .
日射量は、ある面が受ける単位面積・単位時間当たりの日射エネルギー量で表される。
   3 .
輝度は、光を発散する面をある方向から見たときの明るさを示す測光量である。
   4 .
音の強さは、音波の進行方向に垂直な単位面積を単位時間当たりに通過する音響エネルギー量で表される。
   5 .
PMV(予測平均温冷感申告)は、温度、湿度、気流、放射の四つの温熱要素に加え、人の着衣量と作業量を考慮した温熱環境指標のことである。
( 二級建築士試験 令和4年(2022年) 学科1(建築計画) 問3 )
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この過去問の解説 (2件)

13

原理、現象を理解して、切り口の違う問題にも対応できるようにしましょう。

選択肢1. 熱伝導率の値が大きい材料ほど、断熱性が高い。

熱伝導率が大きいということは熱を伝えやすいということで、断熱としては性能が低いということとなり、記述は誤りです。

選択肢2. 日射量は、ある面が受ける単位面積・単位時間当たりの日射エネルギー量で表される。

日射量は、単位面積が単位時間に太陽から受ける日射エネルギー量で、記述の通りで正しいです。

単位はW/m2が使われています。

選択肢3. 輝度は、光を発散する面をある方向から見たときの明るさを示す測光量である。

記述の通りで正しいです。

選択肢4. 音の強さは、音波の進行方向に垂直な単位面積を単位時間当たりに通過する音響エネルギー量で表される。

音の強さの単位は、日射量と同じ、W/m2が使われています。

記述の通りで正しいです。

選択肢5. PMV(予測平均温冷感申告)は、温度、湿度、気流、放射の四つの温熱要素に加え、人の着衣量と作業量を考慮した温熱環境指標のことである。

PMVは、人がどれくらい快適かを表す指標で、温度、湿度、放射、気流、着衣量、作業量の6つの要素から算出されます。

記載の通り正しいです。

付箋メモを残すことが出来ます。
7

不適当な選択肢は、

「熱伝導率の値が大きい材料ほど、断熱性が高い。」です。

熱伝導率は熱の伝わりやすさのことで、値が大きいほど熱が伝わりやすいことを示します。

一方、断熱性は熱を遮断する能力のことで、値が大きいほど熱が伝わりにくいことを示します。

以上から、熱伝導率が大きいほど、熱が伝わりやすく、断熱性は低いと言えます。

なお、用語と単位を組み合わせる問題が出題されることがあります。

用語だけでなく単位まで覚えて確実に正答できるようにしましょう。

各選択肢の解説は以下のとおりです。

選択肢1. 熱伝導率の値が大きい材料ほど、断熱性が高い。

不適当な選択肢です。

熱伝導率は熱の伝わりやすさのことで、値が大きいほど熱が伝わりやすく、断熱性が低くなります。

単位は W/(m・K) です。

選択肢2. 日射量は、ある面が受ける単位面積・単位時間当たりの日射エネルギー量で表される。

正しい選択肢です。

日射量は、ある面が受ける単位面積・単位時間当たりの日射エネルギー量のことです。

単位はW/㎡です。

選択肢3. 輝度は、光を発散する面をある方向から見たときの明るさを示す測光量である。

正しい選択肢です。

輝度は、光源や光を発散する面などを、ある方向から見たときの明るさを示すものです。

単位は cd/㎡ または lm/㎡・sr です。

選択肢4. 音の強さは、音波の進行方向に垂直な単位面積を単位時間当たりに通過する音響エネルギー量で表される。

正しい選択肢です。

音の強さは、単位面積を単位時間当たりに通過する音のエネルギー量のことです。

単位は W/㎡ です。

選択肢5. PMV(予測平均温冷感申告)は、温度、湿度、気流、放射の四つの温熱要素に加え、人の着衣量と作業量を考慮した温熱環境指標のことである。

正しい選択肢です。

PMV(予測平均温冷感申告)は、温熱環境に関する6要素

(温度、湿度、気流、放射(ふく射)、着衣量、作業量)

を考慮した総合温熱環境指標のことです。

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