二級建築士の過去問
令和4年(2022年)
学科3(建築構造) 問3

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問題

二級建築士試験 令和4年(2022年) 学科3(建築構造) 問3 (訂正依頼・報告はこちら)

図のような荷重を受ける梁のA点における曲げモーメントの大きさとして、正しいものは、次のうちどれか。
問題文の画像
  • 3.0 kN・m
  • 6.0 kN・m
  • 8.5 kN・m
  • 12.0 kN・m
  • 16.0 kN・m

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この過去問の解説 (2件)

01

左端部からB、C、A、D点と仮定します。

まずは反力を求めます。

C点の反力を求めるために、D点の曲げモーメントのつり合い式を計算します。

ΣMD = 0 より

-4kN × 11m + 8m × VC - 3kN/m × 4m × 2m = 0

   -44kN・m + 8VC - 24kN・m = 0

              ∴ VC = 8.5kN

次にA点の曲げモーメントを求めます。

A点で切断してA点左側の曲げモーメントのつり合い式を計算します。

ΣMA左 = 0 より

-4kN × 7m + 8.5kN × 4m + MA = 0

∴ MA = 6

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02

4kNの荷重がかかる点をB点、その隣をC点、一番右をD点とします。

まず、当分布荷重を集中荷重に置き換えます。

3kN/m×4m=12kN

(A点とD点の中心に12kNの集中荷重の矢印を書きましょう。)

次にC点の鉛直反力RCを求めます。

ΣMD = 0より

-4kN×11+RC×8–12kN×2 = 0

RC = 8.5kN

次にA点の曲げモーメントを求めます。

A点より左側の力より、

MA(左)=-4kN×7 + 8.5kN×4

=6kN・m

選択肢2. 6.0 kN・m

よって本肢が正解です。

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