二級建築士 過去問
令和4年(2022年)
問53 (学科3(建築構造) 問3)
問題文
図のような荷重を受ける梁のA点における曲げモーメントの大きさとして、正しいものは、次のうちどれか。

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問題
二級建築士試験 令和4年(2022年) 問53(学科3(建築構造) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
図のような荷重を受ける梁のA点における曲げモーメントの大きさとして、正しいものは、次のうちどれか。

- 3.0 kN・m
- 6.0 kN・m
- 8.5 kN・m
- 12.0 kN・m
- 16.0 kN・m
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この過去問の解説 (3件)
01
左端部からB、C、A、D点と仮定します。
まずは反力を求めます。
C点の反力を求めるために、D点の曲げモーメントのつり合い式を計算します。
ΣMD = 0 より
-4kN × 11m + 8m × VC - 3kN/m × 4m × 2m = 0
-44kN・m + 8VC - 24kN・m = 0
∴ VC = 8.5kN
次にA点の曲げモーメントを求めます。
A点で切断してA点左側の曲げモーメントのつり合い式を計算します。
ΣMA左 = 0 より
-4kN × 7m + 8.5kN × 4m + MA = 0
∴ MA = 6
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02
4kNの荷重がかかる点をB点、その隣をC点、一番右をD点とします。
まず、当分布荷重を集中荷重に置き換えます。
3kN/m×4m=12kN
(A点とD点の中心に12kNの集中荷重の矢印を書きましょう。)
次にC点の鉛直反力RCを求めます。
ΣMD = 0より
-4kN×11+RC×8–12kN×2 = 0
RC = 8.5kN
次にA点の曲げモーメントを求めます。
A点より左側の力より、
MA(左)=-4kN×7 + 8.5kN×4
=6kN・m
よって本肢が正解です。
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03
正解は6.0 kN・mです。
各点を下図の通り置きます。
解答の流れとしては、点Aで切断した時の左側もしくは右側の曲げモーメントの釣り合い式を用いて求めます。
今回は左側で考えるため、まずは点Cの反力を求めたのちに点Aでの釣り合い式を求めます。
①点Cの反力Rcを求める。
点Aから点Dの間はその中心に力が加わってものとして扱います。
D点の曲げモーメントの釣り合い式より
-4kN × 11m + Rc × 8m - 3kN/m × 4m × 2m = 0
Rc = 8.5kN
②点Aの曲げモーメントを求める。
点Aで切断し左側の曲げモーメントの釣り合い式を計算します。
MA = -4kN × 7m + 8.5kN × 4m
= 6.0kN・m
よって6.0kN・mが正解となります。
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