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二級建築士の過去問 令和4年(2022年) 学科3(建築構造) 問2

問題

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図のような荷重を受ける断面100mm×200mmの部材を用いた場合、その部材に生じる最大曲げ応力度として、正しいものは、次のうちどれか。ただし、部材の自重は無視するものとする。
問題文の画像
   1 .
12 N/mm2
   2 .
24 N/mm2
   3 .
32 N/mm2
   4 .
48 N/mm2
   5 .
60 N/mm2
( 二級建築士試験 令和4年(2022年) 学科3(建築構造) 問2 )
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この過去問の解説 (2件)

8

正解は2です。

曲げ応力度の公式:σ = M / Z

         (M:曲げモーメント、Z:断面係数)

断面係数の公式:Z = BH2 / 6

         (B:横幅、H:高さ)

上記の公式を用いて最大曲げ応力度を求めます。

①最大曲げモーメントM

まずは反力を求めます。

一番左をA点として、順にB、Cと仮定します。

ΣMA = 0より

12kN × 4,000mm – VB × 6,000mm = 0

          6,000VB = 48,000 kN・mm

         ∴ VB = 8kN

次に最大曲げモーメントを求めます。

集中荷重12kNがかかる点Bが最大曲げモーメントです。

B点で切断し、B点右側の切断図からつり合い式を求めます。

ΣMB右 = 0より

MB – 2,000mm × 8kN = 0

         MB = 16,000kN・mm

           = 1.6×107 N・mm

②断面係数Z

断面係数の公式 Z = BH2 / 6 より、

Z = 100 × 200 × 200 / 6

≒ 666,666… mm3

③最大曲げ応力σ

曲げ応力度の公式 σ = M / Z より、

σ = 1.6×107 / 666,666…

 ≒ 24 N/mm2

付箋メモを残すことが出来ます。
1

まず反力を求めます。

左をA点、集中荷重がかかる点をB点、右をC点と仮定します。

ΣMA = 0より

12kN×4000mm - VB ×6000mm = 0

VB = 8kNとなります。

次に最大曲げモーメントを求めます。

集中荷重12kNがかかるB点が最大曲げモーメントとなります。

B点から、

ΣMB右 = 0より

MB – 2000mm×8kN = 0

MB= 1.6×107 N・mm

次に断面係数を求めます。

断面係数の公式:「Z=BH2/6」(B:横幅、H:高さ)より、

Z = 100 × 200 × 200 / 6

≒ 666,666… mm3

最大曲げ応力を求めます。

曲げ応力度の公式:「σ=M/Z」(M:曲げモーメント、Z:断面係数)より、

σ = 1.6×107 / 666,666…

≒ 24 N/mm2

選択肢2. 24 N/mm2

よって本肢が正解です。

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