二級建築士の過去問
令和4年(2022年)
学科3(建築構造) 問1

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

二級建築士試験 令和4年(2022年) 学科3(建築構造) 問1 (訂正依頼・報告はこちら)

図のような断面におけるX軸に関する断面二次モーメントの値として、正しいものは、次のうちどれか。
問題文の画像
  • 499.5cm4
  • 607.5cm4
  • 642.0cm4
  • 715.5cm4
  • 750.0cm4

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

長方形の断面二次モーメントIの公式は、

Ⅰ=bh³/12 (b=横幅、h=高さ)

今回の斜線部分の断面二次モーメントIは、

10cm×9cmの断面から6cm×6cmの断面を引いて求めます。

[10cm × 9cmの断面]

Ix1 = (10 × 9 × 9 × 9)/12

  = 607.5

[6cm×6cmの断面]

Ix2 = (6 × 6 × 6 × 6)/12

  = 108

Ix = Ix1 – Ix2

  = 607.5 – 108

  = 499.5

参考になった数9

02

今回の場合、10×9の四角から6×6の四角を引いて、斜線部の断面二次モーメントを求めます。

長方形の断面二次モーメントIの公式

「Ⅰ=bh³/12」(b=横幅、h=高さ)を使って解いていきます。

10×9の四角

Ⅰ=bh³/12

=10×9³/12

=607.5

6×6の四角

Ⅰ=bh³/12

=6×6³/12

= 108

よって、607.5 - 108 = 499.5となります。

選択肢1. 499.5cm4

本肢が正解です。

参考になった数2