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二級建築士の過去問 令和4年(2022年) 学科3(建築構造) 問13

問題

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壁式鉄筋コンクリート造2階建ての住宅に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
   1 .
構造耐力上主要な部分のコンクリートの設計基準強度を、18N/mm2とした。
   2 .
各階の階高を、3.5mとした。
   3 .
耐力壁の厚さを、15cmとした。
   4 .
壁梁のせいを、45cmとした。
   5 .
壁梁の主筋の径を、10mmとした。
( 二級建築士試験 令和4年(2022年) 学科3(建築構造) 問13 )
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この過去問の解説 (2件)

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建物の規模や耐力壁の厚さなど覚えなければならない数字が多いため、一つずつ確実に暗記して得点できるようにしましょう。

選択肢1. 構造耐力上主要な部分のコンクリートの設計基準強度を、18N/mm2とした。

正しい選択肢です。

コンクリートの設計基準強度は、18N/mm2以上とします。

なお、コンクリートの設計基準強度が18N/mm2を超える場合は、必要壁量を小さくすることが出来ます。

選択肢2. 各階の階高を、3.5mとした。

正しい選択肢です。

建物の規模は、地上階数5階以下、階高3.5m以下、軒高20m以下とします。

選択肢3. 耐力壁の厚さを、15cmとした。

正しい選択肢です。

耐力壁の厚さは、下記の数値以上とします。

1階建て        12cm

2階建て        15cm

3階~建て 最上階   15cm

      その他の階 18cm

地下          18cm

選択肢4. 壁梁のせいを、45cmとした。

正しい選択肢です。

壁梁の幅は耐力壁の厚さ以上とし、壁梁のせいは、45cm以上とします。

選択肢5. 壁梁の主筋の径を、10mmとした。

誤った選択肢です。

壁梁の主筋の径は、12mm以上とします。

付箋メモを残すことが出来ます。
0

コンクリートや木造など、構造ごとに数値をまとめて暗記するようにしましょう。

選択肢1. 構造耐力上主要な部分のコンクリートの設計基準強度を、18N/mm2とした。

正。

コンクリートの設計基準強度は、18N/mm2以上とします。

選択肢2. 各階の階高を、3.5mとした。

正。

壁式鉄筋コンクリート造は、階数5階以下、階高3.5m以下、軒高20m以下と規定されています。

選択肢3. 耐力壁の厚さを、15cmとした。

コンクリート2階建ての耐力壁の暑さは15cmです。

選択肢4. 壁梁のせいを、45cmとした。

正。

壁梁のせいは、45cm以上とします。

また、壁梁の幅は耐力壁の厚さ以上とします。

選択肢5. 壁梁の主筋の径を、10mmとした。

誤。

壁梁の主筋の径は、12mm以上とします。

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