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二級建築士の過去問 令和4年(2022年) 学科4(建築施工) 問6

問題

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木造2階建て住宅の基礎工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
   1 .
布基礎において、底盤部分の主筋にはD10を用い、その間隔を300mmとした。
   2 .
柱脚部の短期許容耐力が25kNのホールダウン専用アンカーボルトのコンクリート基礎への埋込み長さを、250mmとした。
   3 .
布基礎の天端ならしは、遣方(やりかた)を基準にして陸墨(ろくずみ)を出し、調合が容積比でセメント1:砂3のモルタルを水平に塗り付けた。
   4 .
布基礎の立上りの厚さは150mmとし、セパレーターを用いて型枠間の幅を固定した。
   5 .
ねこ土台を使用するべた基礎の床下換気措置として、外周部の土台の全周にわたって、1m当たり有効面積75cm2以上の換気孔を設けた。
( 二級建築士試験 令和4年(2022年) 学科4(建築施工) 問6 )
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この過去問の解説 (2件)

5

木造住宅の基礎に関する問題です。

いずれの選択肢も過去に出題されたことのある頻出の内容なので、確実に正答できるようにしましょう。

選択肢1. 布基礎において、底盤部分の主筋にはD10を用い、その間隔を300mmとした。

正しい選択肢です。

布基礎の底盤部分の主筋はD10以上、間隔は300mm以下とします。

選択肢2. 柱脚部の短期許容耐力が25kNのホールダウン専用アンカーボルトのコンクリート基礎への埋込み長さを、250mmとした。

不適当な選択肢です。

柱脚部の短期許容耐力が25kN以下のホールダウン専用アンカーボルトのコンクリート基礎への定着長さは、360mm以上とします。

250mmでは短すぎます。

選択肢3. 布基礎の天端ならしは、遣方(やりかた)を基準にして陸墨(ろくずみ)を出し、調合が容積比でセメント1:砂3のモルタルを水平に塗り付けた。

正しい選択肢です。

天端ならしとは、基礎の天端を水平にするために、モルタルやレベラーで平らにすることです。

モルタルの場合は、遣方を基準にして陸墨を出し、天端をあらかじめ清掃・水湿しし、調合が容積比でセメント1:砂3のモルタルを水平に塗り付けます。

選択肢4. 布基礎の立上りの厚さは150mmとし、セパレーターを用いて型枠間の幅を固定した。

正しい選択肢です。

布基礎の立上りの厚さは120mm以上とします。

また型枠の固定にはセパレーターを用います。

選択肢5. ねこ土台を使用するべた基礎の床下換気措置として、外周部の土台の全周にわたって、1m当たり有効面積75cm2以上の換気孔を設けた。

正しい選択肢です。

ねこ土台を使用する際は、外周部の土台の全周に1m当たり有効面積75㎠以上の換気口を設ける必要があります。

なお、ねこ土台とは基礎の立上りと土台の間に挟む部材で、基礎パッキンとも呼ばれます。

ねこ土台を採用して基礎の換気を行うことで、土台の劣化防止やシロアリの増殖を防ぐことができます。

付箋メモを残すことが出来ます。
1

木造住宅の基礎工事に関する問題です。

選択肢1. 布基礎において、底盤部分の主筋にはD10を用い、その間隔を300mmとした。

正しい内容です。

布基礎の底盤部分の主筋はD10以上、間隔は300㎜以下とします。

選択肢2. 柱脚部の短期許容耐力が25kNのホールダウン専用アンカーボルトのコンクリート基礎への埋込み長さを、250mmとした。

不適当な内容です。

25kNのホールダウン専用アンカーボルトのコンクリート基礎への埋込み長さは、360mm以上とします。

選択肢3. 布基礎の天端ならしは、遣方(やりかた)を基準にして陸墨(ろくずみ)を出し、調合が容積比でセメント1:砂3のモルタルを水平に塗り付けた。

正しい内容です。

天端ならしは、遣方を基準に陸墨を出し、清掃、水湿しの後、セメント、砂の調合が容積比で1:3のモルタルなどを水平に塗り付けます。

選択肢4. 布基礎の立上りの厚さは150mmとし、セパレーターを用いて型枠間の幅を固定した。

正しい内容です。

布基礎の立上りの厚さは150mm以上とし、セパレーターを用いて型枠間の幅を固定します。

底盤の厚さは150㎜以上、幅は450㎜以上とします。

選択肢5. ねこ土台を使用するべた基礎の床下換気措置として、外周部の土台の全周にわたって、1m当たり有効面積75cm2以上の換気孔を設けた。

正しい内容です。

ねこ土台を使用する場合、外周部の土台の全周にわたり、1m当たり有効面積75cm2以上の換気孔を設ける必要があります。

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