二級建築士の過去問
令和5年(2023年)
学科2(建築法規) 問4
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問題
二級建築士試験 令和5年(2023年) 学科2(建築法規) 問4 (訂正依頼・報告はこちら)
図のような平面を有する集会場(床面積の合計は42m2、天井の高さは全て2.5mとする。)の新築において、集会室に機械換気設備を設けるに当たり、ホルムアルデヒドに関する技術的基準による必要有効換気量として、建築基準法上、正しいものは、次のうちどれか。
ただし、常時開放された開口部は図中に示されているもののみとし、居室については、国土交通大臣が定めた構造方法は用いないものとする。
ただし、常時開放された開口部は図中に示されているもののみとし、居室については、国土交通大臣が定めた構造方法は用いないものとする。
- 18.0m3/時
- 21.0m3/時
- 28.5m3/時
- 30.0m3/時
- 31.5m3/時
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この過去問の解説 (1件)
01
この問題は、建築基準法におけるホルムアルデヒドに関する技術的基準に基づいて、必要な有効換気量を計算するものです。
令20条の5より有効換気量を算出します。
有効換気量 Vr = nAh
n:住宅は0.5/その他0.3
A:居室の床面積
h:居室の天井の高さ
本設問では集会室、集会室にある収納、玄関廊下が居室に該当するため、居室の床面積は以下です。
24㎡+2㎡+2㎡+10㎡ = 38㎡
有効換気量Vrは
Vr = 0.3 × 38㎡ × 2.5m
= 28.5 ㎥
よって28.5㎥が正解となります。
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