二級建築士の過去問
令和5年(2023年)
学科3(建築構造) 問4

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問題

二級建築士試験 令和5年(2023年) 学科3(建築構造) 問4 (訂正依頼・報告はこちら)

図のような外力を受ける静定ラーメンにおいて、支点Bに生じる鉛直反力RB、水平反力HBの値とE点に生じる曲げモーメントMEの絶対値との組合せとして、正しいものは、次のうちどれか。
ただし、鉛直反力の方向は上向きを「+」、下向きを「-」とし、水平反力の方向は左向きを「+」、右向きを「-」とする。
問題文の画像
  • RB:-9kN  HB:-6kN  MEの絶対値:0kN・m
  • RB:+9kN  HB:-6kN  MEの絶対値:54kN・m
  • RB:+3kN  HB:+6kN  MEの絶対値:36kN・m
  • RB:+9kN  HB:+6kN  MEの絶対値:12kN・m
  • RB:+9kN  HB:+6kN  MEの絶対値:18kN・m

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この過去問の解説 (1件)

01

正解は

RB:+9kN HB:+6kN MEの絶対値:18kN・m

です。

 

①支点Bに生じる鉛直反力RB

点Aを基準として釣り合い式から求めます。

1kN/m×6m×3m + 2kN/m×6m×3m - RB×6m = 0

6RB = 18kN・m + 36kN・m

RB 9kN

 

支点Bに生じる水平反力HB

点Aはローラーのため水平反力は点Bにのみ生じます。

よって、水平方向の釣り合いより、

HB = 1kN/m×6m

     = 6kN

 

③E点に生じる曲げモーメントME

点Eの右側においてモーメントを合計すると、

ME = 2kN/m×3m×1.5m + 6kN×6m -9kN×3m

   = 18kN・m 

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