二級建築士 過去問
令和6年(2024年)
問29 (学科2(建築法規) 問4)

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問題

二級建築士試験 令和6年(2024年) 問29(学科2(建築法規) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

鉄骨造2階建て、延べ面積120m2の一戸建て住宅の計画に関する次の記述のうち、建築基準法に適合しないものはどれか。
  • 敷地内の排水に支障がなかったので、建築物の敷地は、これに接する道の境よりも低くした。
  • 排水のための配管設備の汚水に接する部分は、不浸透質の耐水材料で造った。
  • 階段(高さ3.0mの屋内の直階段)の蹴上げの寸法を23cm、踏面の寸法を15cmとした。
  • 階段(高さ3.0mの屋内の直階段)の高さ1.5mの位置に、踏幅1.1mの踊場を設けた。
  • 階段(高さ3.0mの屋内の直階段)の両側に側壁を設けたので、手すりを設けなかった。

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この過去問の解説 (1件)

01

一般的な住宅の構造や設備にかかわる問題です。

選択肢1. 敷地内の排水に支障がなかったので、建築物の敷地は、これに接する道の境よりも低くした。

建築基準法に適合します。

排水に支障がなければ、問題ありません。

選択肢2. 排水のための配管設備の汚水に接する部分は、不浸透質の耐水材料で造った。

建築基準法に適合します。

汚水に接する部分は、不浸透質の耐水材料で造る必要があります。

選択肢3. 階段(高さ3.0mの屋内の直階段)の蹴上げの寸法を23cm、踏面の寸法を15cmとした。

建築基準法に適合します。

住宅の階段は、蹴上げの寸法が23cm以下、踏面の寸法を15cm以上とします。

選択肢4. 階段(高さ3.0mの屋内の直階段)の高さ1.5mの位置に、踏幅1.1mの踊場を設けた。

建築基準法に適合します。

住宅における階段の踊り場について、踏幅は75cm以上、4mを超える場合は4mごとに設ける必要があります。

選択肢5. 階段(高さ3.0mの屋内の直階段)の両側に側壁を設けたので、手すりを設けなかった。

建築基準法に適合しません。

階段には、手すりを設置する必要があります。ただし、高さ1m以下の部分には設置しないことができます。

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