二級建築士 過去問
令和6年(2024年)
問49 (学科2(建築法規) 問24)

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問題

二級建築士試験 令和6年(2024年) 問49(学科2(建築法規) 問24) (訂正依頼・報告はこちら)

次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」上、維持保全とは、「住宅の構造耐力上主要な部分」、「住宅の雨水の浸入を防止する部分」又は「住宅の給水又は排水の設備」について、点検又は調査を行い、及び必要に応じ修繕又は改良を行うことをいう。
  • 「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」上、住宅の建築をしてその構造及び設備を長期使用構造等とし、自らその建築後の住宅について長期優良住宅として維持保全を行おうとする者は、当該住宅の長期優良住宅建築等計画を作成し、所管行政庁の認定を申請することができる。
  • 「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」上、長期優良住宅建築等計画の認定を受けた者(その地位を承継した者も含む。)は、当該住宅の建築及び維持保全の状況に関する記録を作成し、これを保存しなければならない。
  • 「住宅の品質確保の促進等に関する法律」上、住宅の建設工事の請負人は、設計住宅性能評価書の写しを請負契約書に添付した場合においては、請負人が請負契約書に反対の意思を表示していなければ、当該設計住宅性能評価書の写しに表示された性能を有する住宅の建設工事を行うことを契約したものとみなす。
  • 「住宅の品質確保の促進等に関する法律」上、住宅を新築する建設工事の請負契約においては、かし請負人は、工事が完了した日から10年間、住宅の構造耐力上主要な部分等の瑕疵(構造耐力上又は雨水の浸入に影響のないものを除く。)について所定の担保の責任を負う。

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この過去問の解説 (1件)

01

「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」と「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に関する問題です。

選択肢1. 「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」上、維持保全とは、「住宅の構造耐力上主要な部分」、「住宅の雨水の浸入を防止する部分」又は「住宅の給水又は排水の設備」について、点検又は調査を行い、及び必要に応じ修繕又は改良を行うことをいう。

記述は正しいです。

これらの内容は、法2条に記載されています。

選択肢2. 「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」上、住宅の建築をしてその構造及び設備を長期使用構造等とし、自らその建築後の住宅について長期優良住宅として維持保全を行おうとする者は、当該住宅の長期優良住宅建築等計画を作成し、所管行政庁の認定を申請することができる。

記述は正しいです。

記述の内容は、法5条1項に記載されています。

選択肢3. 「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」上、長期優良住宅建築等計画の認定を受けた者(その地位を承継した者も含む。)は、当該住宅の建築及び維持保全の状況に関する記録を作成し、これを保存しなければならない。

記述は正しいです。

記述の内容は、法11条に記載されています。

選択肢4. 「住宅の品質確保の促進等に関する法律」上、住宅の建設工事の請負人は、設計住宅性能評価書の写しを請負契約書に添付した場合においては、請負人が請負契約書に反対の意思を表示していなければ、当該設計住宅性能評価書の写しに表示された性能を有する住宅の建設工事を行うことを契約したものとみなす。

記述は正しいです。

建設工事の請負人は、設計住宅性能評価書の写しを請負契約書に添付した場合、設計住宅性能評価書の写しに表示された性能を有する住宅の建設工事を行うことを契約したものとみなされます。

同じように住宅の売買契約でも売主が、設計住宅性能評価書を買主に交付していたら、設計住宅性能評価書に表示された性能を有する住宅を引渡す契約をしたとみなされます。

選択肢5. 「住宅の品質確保の促進等に関する法律」上、住宅を新築する建設工事の請負契約においては、かし請負人は、工事が完了した日から10年間、住宅の構造耐力上主要な部分等の瑕疵(構造耐力上又は雨水の浸入に影響のないものを除く。)について所定の担保の責任を負う。

記述は間違っています。

工事完了ではなく、引渡し時から10年間です。

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