クレーン・デリック運転士 過去問
令和4年(2022年)10月
問6 (クレーン及びデリックに関する知識 問6)

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問題

クレーン・デリック運転士試験 令和4年(2022年)10月 問6(クレーン及びデリックに関する知識 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

クレーンのブレーキに関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
  • 電動油圧押上機ブレーキは、油圧により押上げ力を得て制動を行い、ばねの復元力によって制動力を解除する。
  • バンドブレーキには、緩めたときにバンドが平均して緩むように、バンドの外周にすき間を調整するボルトが配置されている。
  • 足踏み油圧式ディスクブレーキは、油圧シリンダ、ブレーキピストン及びこれらをつなぐ配管などに油漏れや空気の混入があると、制動力が生じなくなることがある。
  • ドラム形電磁ブレーキは、ばねによりドラムの両側をシューで締め付けて制動し、電磁石に電流を通じることによって制動力を解除する。
  • つり上げ装置のブレーキの制動トルクの値は、定格荷重に相当する荷重の荷をつった場合における当該装置のトルクの値の150%以上に調整する。

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この過去問の解説 (1件)

01

適切でないものは

「電動油圧押上機ブレーキは、油圧により押上げ力を得て制動を行い、ばねの復元力によって制動力を解除する」です。

 

クレーンのブレーキに関する各選択肢について正しいかどうかを確認しましょう。

選択肢1. 電動油圧押上機ブレーキは、油圧により押上げ力を得て制動を行い、ばねの復元力によって制動力を解除する。

この記述は誤りです。
電動油圧押上機ブレーキでは、通常、ばねの力で制動し、油圧によってばねの力を緩めて制動を解除します。この記述は制動と解除の原理を逆に説明しているため誤りです。

選択肢2. バンドブレーキには、緩めたときにバンドが平均して緩むように、バンドの外周にすき間を調整するボルトが配置されている。

この記述は正しいです。
バンドブレーキでは、均等に緩むようにすき間を調整するボルトが設けられています。これにより、ブレーキの効きが均一になり、摩耗を防ぎます。

選択肢3. 足踏み油圧式ディスクブレーキは、油圧シリンダ、ブレーキピストン及びこれらをつなぐ配管などに油漏れや空気の混入があると、制動力が生じなくなることがある。

この記述は正しいです。
足踏み油圧式ディスクブレーキでは、油圧が制動力を発生させるため、油漏れや空気の混入があると正常に機能しなくなります。

選択肢4. ドラム形電磁ブレーキは、ばねによりドラムの両側をシューで締め付けて制動し、電磁石に電流を通じることによって制動力を解除する。

この記述は正しいです。
ドラム形電磁ブレーキは、ばねの力で制動を行い、電磁石の力で制動を解除する仕組みです。ばねと電磁石を利用したこの動作原理は正確です。

選択肢5. つり上げ装置のブレーキの制動トルクの値は、定格荷重に相当する荷重の荷をつった場合における当該装置のトルクの値の150%以上に調整する。

この記述は正しいです。
つり上げ装置のブレーキの制動トルクは、荷の安全を確保するため、定格荷重の150%以上に調整される必要があります。

まとめ

クレーンのブレーキの種類や原理を正しく理解することは、操作の安全性を確保するために非常に重要です。特に、電動油圧押上機ブレーキの動作原理については、ばねの力が制動を行い、油圧で解除する仕組みを正確に覚えておきましょう。

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