建築物環境衛生管理技術者の過去問
第53回(令和5年度(2023年))
空気環境の調整 問59

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問題

第53回 建築物環境衛生管理技術者試験 空気環境の調整 問59 (訂正依頼・報告はこちら)

個別方式の空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • ビル用マルチパッケージには、同一室外機系統でも室内機ごとに冷暖房が選択できる冷暖房同時型というタイプがある。
  • 圧縮機の駆動力は、電力を用いるものとガスエンジンによるものがある。
  • 特殊なものを除き、通常は外気処理機能をもたない。
  • 分散設置空気熱源ヒートポンプ方式では、圧縮機のON−OFF制御が主流である。
  • 分散設置水熱源ヒートポンプ方式は、冷房と暖房が混在する場合には熱回収運転が可能である。

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この過去問の解説 (1件)

01

個別方式の空気調和設備には、ビル用マルチ方式、熱源の種類、制御方法、外気処理の有無などが関係します。正確な特徴を把握することが重要です。

選択肢1. ビル用マルチパッケージには、同一室外機系統でも室内機ごとに冷暖房が選択できる冷暖房同時型というタイプがある。

冷暖房同時型はビル用マルチ方式の一形態です。

選択肢2. 圧縮機の駆動力は、電力を用いるものとガスエンジンによるものがある。

圧縮機には電力駆動とガスエンジン駆動の種類があります。

選択肢3. 特殊なものを除き、通常は外気処理機能をもたない。

個別方式は基本的に外気処理機能を持ちません。

選択肢4. 分散設置空気熱源ヒートポンプ方式では、圧縮機のON−OFF制御が主流である。

現在ではインバータ制御が主流で、効率を向上させています。

選択肢5. 分散設置水熱源ヒートポンプ方式は、冷房と暖房が混在する場合には熱回収運転が可能である。

水熱源方式は熱回収が可能で効率的です。

まとめ

現在ではインバータ制御が主流で、ON−OFF制御は一般的ではありません。現代の制御技術の進化を理解しましょう。



 

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