建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第54回(令和6年度(2024年))
問88 (空気環境の調整 問43)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第54回(令和6年度(2024年)) 問88(空気環境の調整 問43) (訂正依頼・報告はこちら)

昼光照明と窓に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 直射日光による水平面照度は、地表での直射日光による法線面照度にcosh(h:太陽高度)を乗じたものである。
  • 間接昼光率は、室内反射率の影響を受ける。
  • 昼光率は、窓ガラスの透過率の影響を受ける。
  • 同じ面積であれば、側窓より天窓の方が多く昼光を採り入れられる。
  • グローバル照度は、直射日光照度と天空光照度の合計である。

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この過去問の解説 (1件)

01

昼光照明と窓に関する問題です。

部屋内にいて、こんな窓があればこのように太陽光が入ってくるなとイメージ出来れば解けると思います。

選択肢1. 直射日光による水平面照度は、地表での直射日光による法線面照度にcosh(h:太陽高度)を乗じたものである。

正:水平線照度は、Θ方向の光源からの光度cdを、光源からの距離で割ったものです。

この場合太陽高度は、関係ありません。

選択肢2. 間接昼光率は、室内反射率の影響を受ける。

誤:間接昼光率は、室内の反射率の影響を受けます。

部屋に入った光が壁等に反射して目に入ってくるものだからです。

選択肢3. 昼光率は、窓ガラスの透過率の影響を受ける。

誤:昼光率は、窓ガラスの透過率に影響されます。

太陽光等が窓を通して、目に入る為です。

選択肢4. 同じ面積であれば、側窓より天窓の方が多く昼光を採り入れられる。

誤:同じ面積の窓であれば、側窓よりも天窓の方が昼光を多く採り入れます。

天窓が直接光が入るのに対し、側窓は壁等に阻まれながら光が入る為です。

選択肢5. グローバル照度は、直射日光照度と天空光照度の合計である。

誤:グローバル照度は、直射日光照度と天空光照度の和となります。

全天照度あるいは昼光照度とも言います。

 

まとめ

照明に関する問題だったので、試験のみでなく普段の生活でも応用できる内容でした。

 

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