1級電気工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)
問26 (午前 ハ 問14)

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問題

1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和6年度(2024年) 問26(午前 ハ 問14) (訂正依頼・報告はこちら)

事務室における分岐回路に関する記述として、「内線規程」上、不適当なものはどれか。
  • 20A配線用遮断器分岐回路には、12個の15Aコンセントを設けることができない。
  • 30A分岐回路には、1個の15A・20A兼用コンセントを設けることができない。
  • 40A分岐回路には、2個の40Aコンセントを設けることができない。
  • 50A分岐回路には、3個の50Aコンセントを設けることができない。

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この過去問の解説 (1件)

01

事務室に設ける分岐回路に関する選択肢について、内線規程に照らし合わせながら不適当な記述を検討します。分岐回路は、電気機器を安全に使用するための重要な要素であり、適切な設計が求められます。以下に選択肢ごとの解説を示します。

選択肢1. 20A配線用遮断器分岐回路には、12個の15Aコンセントを設けることができない。

20A配線用遮断器分岐回路では、15Aコンセントを最大10個まで設置することが定められています。12個の設置は過負荷のリスクが高まるため、不適切です。

選択肢2. 30A分岐回路には、1個の15A・20A兼用コンセントを設けることができない。

30A分岐回路は、大型機器用の専用回路であり、15A・20A兼用コンセントを使用することはできません。このため、専用の30Aコンセントを設置する必要があります。

選択肢3. 40A分岐回路には、2個の40Aコンセントを設けることができない。

40A分岐回路には、40Aコンセントを2個設置することが可能です。したがって、この記述は誤りです。

選択肢4. 50A分岐回路には、3個の50Aコンセントを設けることができない。

50A分岐回路には、通常、コンセントは2個まで設置することが推奨されており、3個の設置は不適当です。この規定は過負荷を避けるためのものです。

まとめ

不適当な記述は「40A分岐回路には、2個の40Aコンセントを設けることができない。」という点であり、これは内線規程に反しています。分岐回路の設計は、安全性を確保するために非常に重要であり、正しい知識を持って対応することが求められます。

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