1級電気工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)
問48 (午前 ニ 問4)
問題文
水準測量に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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問題
1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和6年度(2024年) 問48(午前 ニ 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
水準測量に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 水準点(ベンチマーク)は、水準測量の基準として用いられる。
- 標尺が前後に傾いていると、標尺の読みは正しい値より大きくなる。
- レベルの気泡管の泡が正しく中央にないときの誤差は、器械と標尺の距離に反比例する。
- 移器点(もりかえ点)とは、レベルを移動して据え替えたとき、前視及び後視をともに読み取る点をいう。
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この過去問の解説 (2件)
01
水準測量は、地形や構造物の高さを正確に測定するための重要な手法です。正確な測量結果を得るためには、各種機器の正しい取り扱いと理解が欠かせません。本問題では、水準測量に関する技術的な知識が求められています。各選択肢について詳しく見ていきましょう。
水準点(ベンチマーク)は、水準測量の基準として用いられる。 これは正しい記述です。水準点は、高度を基準とする固定された点であり、水準測量の基準として使用されます。これにより、他の測定点の高度が正確に比較・計測されます。
標尺が前後に傾いていると、標尺の読みは正しい値より大きくなる。 これは正しい記述です。標尺が前後に傾いている場合、視差の影響で実際の値よりも大きく読み取られます。これは測量精度に影響を与えるため、標尺は垂直に立てて使用する必要があります。
レベルの気泡管の泡が正しく中央にないときの誤差は、器械と標尺の距離に反比例する。 これは不適当な記述です。レベルの気泡管の泡が正しく中央にない場合、誤差は器械と標尺の距離に比例して増加します。距離が遠くなるほど誤差も大きくなり、測量精度が低下します。
移器点(もりかえ点)とは、レベルを移動して据え替えたとき、前視及び後視をともに読み取る点をいう。 これは正しい記述です。移器点(もりかえ点)は、レベルを移動して据え替えた際に、前視(前の視点)と後視(後ろの視点)の両方を読み取るための点です。これにより、測量結果の連続性と正確性が保たれます。
水準測量は、地形や構造物の高さを正確に測定するための重要な手法です。正確な測量結果を得るためには、各種機器の正しい取り扱いと理解が欠かせません。各選択肢についての正確性を以下に示します:
水準点(ベンチマーク)は、水準測量の基準として用いられる。 これは正しい記述です。水準点は、高度を基準とする固定された点であり、水準測量の基準として使用されます。
標尺が前後に傾いていると、標尺の読みは正しい値より大きくなる。 これは正しい記述です。標尺が前後に傾いている場合、視差の影響で実際の値よりも大きく読み取られます。
レベルの気泡管の泡が正しく中央にないときの誤差は、器械と標尺の距離に反比例する。 これは不適当な記述です。レベルの気泡管の泡が正しく中央にない場合、誤差は器械と標尺の距離に比例して増加します。距離が遠くなるほど誤差も大きくなり、測量精度が低下します。
移器点(もりかえ点)とは、レベルを移動して据え替えたとき、前視及び後視をともに読み取る点をいう。 これは正しい記述です。移器点(もりかえ点)は、レベルを移動して据え替えた際に、前視(前の視点)と後視(後ろの視点)の両方を読み取るための点です。
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02
水準測量に関する設問です。
適当です。
水準点(ベンチマーク)は、水準測量の基準として用いられます。
適当です。
標尺が前後に傾いていると、標尺の読みは正しい値より大きくなります。
不適当です。
レベルの気泡管の泡が正しく中央にないときの誤差は、器械と標尺の距離に比例します。
適当です。
移器点(もりかえ点)とは、レベルを移動して据え替えたとき、前視及び後視をともに読み取る点をいいます。
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