2級電気工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)後期
問61 (6 問9)
問題文
満18歳に満たない者を就かせてはならない業務として、「労働基準法」上、定められていないものはどれか。
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
2級電気工事施工管理技士試験 令和6年度(2024年)後期 問61(6 問9) (訂正依頼・報告はこちら)
満18歳に満たない者を就かせてはならない業務として、「労働基準法」上、定められていないものはどれか。
- クレーンの運転の業務
- 交流200Vの充電電路の修理の業務
- 動力により駆動される土木建築用機械の運転の業務
- 深さが5m以上の地穴における業務
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (1件)
01
定められていないのは 交流200Vの充電電路の修理の業務 です。
少年労働基準規則では「交流600Vを超える電路」など高電圧の作業を禁止していますが、200V程度の低圧電路の修理は列挙されていません。
他の三つは危険作業として条文に明記されています。
つり上げ荷重にかかわらず、クレーンや移動式クレーンの運転は危険が大きいため、18歳未満には禁止されています。
禁止対象は「交流600Vを超える」高電圧の電路です。
200Vは低圧の範囲に入るので、法律の禁止リストには載っていません。
したがって、この業務だけが「定められていない」該当項目です。
パワーショベルなど重機の運転は挟まれや転倒事故の危険が高く、未成年には認められていません。
崩落時に逃げ場がなく致命的な事故につながるため、「深さ5m以上の地穴」は禁じられた作業のひとつです。
18歳未満が就けない作業は「重機・高所・深所・高電圧」がキーワードです。
電気作業では600V超えが線引きとなり、それ以下の低圧はこの規制の対象外になります。
数字の違いに注意して覚えておくと、試験で迷わなくなります。
参考になった数2
この解説の修正を提案する
前の問題(問60)へ
令和6年度(2024年)後期 問題一覧
次の問題(問62)へ