FP3級の過去問
2015年5月
学科 問26
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問題
FP3級試験 2015年5月 学科 問26 (訂正依頼・報告はこちら)
相続税の「遺産に係る基礎控除額」を計算する際の法定相続人の数は、相続人のうちに相続を放棄した者がいる場合、その放棄がなかったものとしたときの相続人の数となる。
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この過去問の解説 (2件)
01
相続税の「 遺産に係る基礎控除額 」を計算する際の「 法定相続人の数 」は、相続人のうちに相続を放棄した者がいる場合、「 その放棄がなかったもの 」としたときの相続人の数となります。
例えば、被相続人に「妻」と「子」と「父母」がいて、「子」が相続を放棄した場合、相続人は「 妻・父・母 」の3人となりますが、「 法定相続人の数 」は「妻」と「子」の「 2人 」と数えます。
したがって、この問題は ○ が正解です。
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02
「法定相続人の数」は、本来なら相続人になることができる人(本来相続権がある人)、つまり、相続の放棄をした人も含めてカウントします。
「遺産に係る基礎控除額」は、「3000万円+600万円×法定相続人の数」で、計算します。
また、相続税の非課税財産のうち、死亡保険金や死亡退職金の非課税限度額を計算する際は「500万円×法定相続人の数」で、計算します。
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