FP3級の過去問
2015年5月
学科 問31

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問題

FP3級試験 2015年5月 学科 問31 (訂正依頼・報告はこちら)

利率(年率)2%で複利運用しながら毎年一定額を積み立て、15年後に6,000,000円を準備する場合、毎年の積立金額は、下記〈資料〉の係数を使用して算出すると(   )となる。
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  • 297,200円
  • 346,800円
  • 466,800円

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この過去問の解説 (4件)

01

一定の期間が経過した後に、一定の金額を受け取るために、どれだけの金額を積み立てればよいかは、減債基金係数を用いるので、6,000,000円×0.0578=346,800円となります。

よって、解答は346,800円となります。

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02

各係数の意味は下記に記載した通りで、設問の場合は減債基金係数を使用します。

600万円 × 0.0578 = 346,800円

よって、正解は346,800円となります。

現価係数:

目標が決まっていて、今時点でいくら必要かを計算するために使用します。

資本回収係数:

今ある資金を複利計算で運用しつつ取り崩していく際の1回あたりの取り崩し額を計算するために使用します。

減債基金係数:

目標が決まっていて、複利計算で積み立てる場合の1回あたりの積立額を計算するために使用します。

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03

「現価係数」は、将来の(目標)金額が決まっている際、現在の(必要な)金額を求めるときに、使用する係数です。「複利計算」上、現時点でいくらあればよいか?です。

「資本回収係数」は、現在の金額が決まっている際、将来の年金額を求めるときに、「複利計算」上、使用する係数です。
また、「資本回収係数」は、借入金額が決まっている際、ローンの計算上、(利息を含めた)年間の返済額を求めるときにも、使用する係数です。

「減債基金係数」は、将来の(目標)金額が決まっている際、毎年の積立て金額を求めるときに、「複利計算」上、使用する係数です(積立型)。

・設問の抜粋
毎年、一定金額を積立て(積立型)、一定期間経過後(15年後)に一定金額(この設問では、600万円が決まっています)を準備したい場合に、毎年いくら積立てればよいか?です。
・計算
「減債基金係数」を使用します。
6,000,000円×0.0578「減債基金係数」=346,800円

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04

利率(年率)2%で複利運用しながら毎年一定額を積み立てる場合の「 毎年の積立金額 」を計算するには、下記〈資料〉の係数のうち、「 減債基金係数 」を用います。

〈資料〉より、減債基金係数 = 0.0578

 → 600万円 × 0.0578 = 346,800円

したがって、346,800円 が正解です。

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