FP3級の過去問
2015年5月
実技 問68

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問題

FP3級試験 2015年5月 実技 問68 (訂正依頼・報告はこちら)

柴田雄太さんが加入している生命保険(下記<資料>参照)の保障内容に関する次の記述の空欄(ア)にあてはまる金額として、正しいものはどれか。なお、保険契約は有効に継続しており、かつ、特約は自動更新しているものとし、雄太さんはこれまでに<資料>の保険から保険金および給付金を一度も受け取っていないものとする。
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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 2 です。

<資料>の ◆ご契約内容 から、柴田雄太さんが「 肝硬変 」で死亡した場合に支払われる死亡保険金を計算します。

(1)終身保険金額(主契約保険金額)  300万円

(2)定期保険特約保険金額      1,000万円
 → 定期保険は被保険者が保険期間中に「 死亡 」または「 高度障害 」になった場合に保険金が支払われる保険です。今回の場合、主契約である終身保険に定期保険が特約として付加されているので、死亡保険金が支払われます。

(3)特定疾病保障定期保険特約保険金額 200万円
 → この特約は被保険者が保険期間中に「 ガン・脳卒中・急性心筋梗塞 」に罹患し、所定の状態になった場合に生前に死亡保険金と同額の保険金が支払われるものですが、これを受け取る前に死亡または高度障害になった場合は、「 通常の定期保険 」として保険金が支払われます。問題文中に「 雄太さんはこれまでに<資料>の保険から保険金および給付金を一度も受け取っていない 」とありますので、「 特定疾病保障 」としてではなく、「 通常の定期保険 」として死亡保険金を受け取ることが出来ます。

(4)傷害特約保険金額
 → 被保険者が保険期間中に「 不慮の事故 」や「 所定の感染症 」で死亡・高度障害になった場合に保険金が支払われるもので、今回は「 病気 」で死亡したため、保険金は支払われません。

以上より、(1)+(2)+(3)=1,500万円(ア)が正解です。

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02

2.の1,500万円が適切です。
終身保険金額 300万円、定期保険特約保険金額 1,000万円、特定疾病保障定期保険特約保険金額 200万円の合計です。傷害特約保険は不慮の事故の際に支払われるので、対象とはなりません。

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03

2. 1,500万円が正解です。

内訳は、終身保険金額 300万円
定期保険特約保険金額 1,000万円
特定疾病保障定期保険特約保険金額 200万円です。

特定疾病保障定期保険特約は一般に、
被保険者が死亡したり、高度障害状態になったとき、
特定疾病で所定の状態になったときに保険金が受け取れます。
特定疾病以外の原因で死亡、高度障害状態となっても保険金は受け取れます。

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