FP3級の過去問
2015年1月
実技 問64
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問題
FP3級試験 2015年1月 実技 問64 (訂正依頼・報告はこちら)
投資信託の運用スタイル・運用手法に関する次の記述の空欄(ア)~(エ)にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
・( ア )運用とは、あらかじめ決めた運用目安となる指標(ベンチマーク)を上回る収益の獲得を目指す運用スタイルのことをいう。一般に( ア )運用では、( イ )運用に比べて、運用管理費用(信託報酬)などのコストが( ウ )なる傾向がある。
・( ア )運用には、ファンドマネージャーやアナリストの調査・分析に基づいて個別銘柄の投資価値を判断し、その積上げによりポートフォリオを構築していく手法があり、これを( エ )アプローチという。
・( ア )運用とは、あらかじめ決めた運用目安となる指標(ベンチマーク)を上回る収益の獲得を目指す運用スタイルのことをいう。一般に( ア )運用では、( イ )運用に比べて、運用管理費用(信託報酬)などのコストが( ウ )なる傾向がある。
・( ア )運用には、ファンドマネージャーやアナリストの調査・分析に基づいて個別銘柄の投資価値を判断し、その積上げによりポートフォリオを構築していく手法があり、これを( エ )アプローチという。
- (ア)アクティブ (イ)パッシブ (ウ)高く (エ)ボトムアップ
- (ア)アクティブ (イ)パッシブ (ウ)低く (エ)トップダウン
- (ア)パッシブ (イ)アクティブ (ウ)低く (エ)ボトムアップ
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この過去問の解説 (3件)
01
(ア)アクティブ運用は、ベンチマークを上回る収益の獲得を目指す運用スタイルです。
(イ)パッシブ運用は、ベンチマークに連動した収益の獲得を目指す運用スタイルです。
アクティブ運用は、パッシブ運用に比べコストが
(ウ)高くなる傾向があります。
(エ)ファンドマネージャーらにより、個別銘柄の投資価値を判断し、その積み上げにより、ポートフォリオを構築する手法を「ボトムアップアプローチ」といいます。
先に市場全体を分析し、そこから有望な業種や企業を予測し、最後に個々の銘柄を分析する手法を「トップダウンアプローチ」といいます。
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02
・アクティブ運用とは
ファンドマネージャーなどが相場観や投資指標により判断で積極的に運用し、高い収益を目指すタイプの投資信託です。あらかじめベンチマークを決めておきこれを上回る運用成果を目指します。
・パッシブ運用
インデックスファンドのように、投資信託の運用成績が出来るだけベンチマークに連動するように設定されている運用手法です。組み入れ銘柄は機械的に決まるため、アクティブ運用よりコストが低くなると言われています。
・ボトムアップアプローチとは
銘柄選択を重視し、個別企業の情報をもとに高い運用成果が見込まれる企業を選別する手法です。
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03
・(ア アクティブ )運用とは、あらかじめ決めた運用目安となる指標(ベンチマーク)を「 上回る 」収益の獲得を目指す運用スタイルのことをいいます。一般に(ア アクティブ )運用では、(イ パッシブ )運用に比べて、運用管理費用(信託報酬)などのコストが(ウ 高く )なる傾向があります。
なぜなら、「 パッシブ運用 」とは、ベンチマークに「 連動するよう に」収益の獲得を目指す運用スタイルのことをいい、アクティブ運用より労力を費やさなくても済むからです。
・(ア アクティブ )運用には、ファンドマネージャーやアナリストの調査・分析に基づいて「 個別銘柄 」の投資価値を判断し、その積上げによりポートフォリオを構築していく手法があり、これを(エ ボトムアップ )アプローチといいます。
これに対し、「 トップダウン・アプローチ 」という手法があります。これは、金利や為替、景気など「 マクロ経済分析 」に基づいて、最終的に個別銘柄の選択を行う運用方法です。
したがって、1 が正解です。
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