FP3級の過去問
2014年9月
実技 問66
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問題
FP3級試験 2014年9月 実技 問66 (訂正依頼・報告はこちら)
建築基準法に従い、下記<資料>の土地に建築物を建築する場合の延べ面積(床面積の合計)の最高限度として、正しいものはどれか。なお、記載のない条件については一切考慮しないこととする。
- 162m²
- 648m²
- 810m²
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この過去問の解説 (3件)
01
延べ面積(床面積の合計)の最高限度は次の計算式によって求めます。
延べ面積の最高限度 = 敷地面積 × 容積率
ただし、敷地の前面道路の幅が「 12m未満 」の場合、「 指定容積率 」と「 道路の幅員 × 法定乗数 」のうち、「 小さいほう 」の容積率が限度になります。(容積率の制限)
この問題の場合、<資料>より、敷地の前面道路の幅が「 6m 」ですので「 12m未満 」に該当し、よって上記の容積率の制限について検討する必要があります。
道路の幅員 × 法定乗数 → 6m × 4/10(40%) = 240%
指定容積率 300% > 240% より、「 容積率 」は「 240% 」を使用します。
延べ面積の最高限度 = 270㎡ × 240% = 648㎡
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02
延べ床面積を求める問題です。
面積の求め方は他の解説のとおり。
前面道路の幅員による容積率制限は、
・住居系地域:10分の4
・その他の地域:10分の6
となります。
また、道幅が4m未満の場合はセットバックが発生するので注意が必要です。
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03
270×240%(※)=6484㎡
(※)300%>6m×10分の4=240%
以上より、2が正解となります。
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