FP3級の過去問
2014年9月
実技 問73
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問題
FP3級試験 2014年9月 実技 問73 (訂正依頼・報告はこちら)
青山勇次さんは、個人でアパートの賃貸経営を行っている(青色申告者である)。青山さんの平成26年分の所得および所得控除が下記<資料>のとおりである場合、青山さんの平成26年分の所得税の額として、正しいものはどれか。なお、青山さんは、平成26年中は不動産所得のほかに所得はなく、税額控除や源泉徴収税額、復興特別所得税、予定納税等については考慮しないこととする。
- 1,610,000円
- 1,533,000円
- 974,000円
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この過去問の解説 (3件)
01
<資料>より、「 課税総所得金額 」を算出します。「※」の三つ目に「 総所得金額から、所得控除を行って、課税総所得金額を算出する。」とあります。よって、
総所得金額 930万円 - 所得控除の合計額 230万円 = 700万円(課税総所得金額)です。
次に、<課税総所得金額に対する所得税の計算方法>に従って計算します。
<所得税の速算表>を使って、計算に必要な「 税率 」と「(所得税の速算表の)控除額 」を探し出します。
課税総所得金額は 700万円 なので、課税総所得金額の欄の「 6,950,000円から 8,999,000円まで 」に該当します。よって、税率は「 23% 」、(所得税の速算表の)控除額は「 636,000円 」です。
→ 課税総所得金額 700万円 × 税率 23% - (所得税の速算表の)控除額 636,000円 = 974,000円
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02
①総所得金額 930万円
②所得控除 230万円
③課税総所得金額 ①-②=700万円
④所得税額
速算表より
(③×23%)ー636,000円=974,000円となります。
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03
所得は不動産所得なので、通常青色特別控除が適用可能です。
ここでは「青色申告控除額を控除後」とあるのでそのまま930万円が所得額となります。
そこから更に所得控除を行い、
930万円-230万円=700万円が課税所得です。
速算表より課税所得額の税率を探し計算します。
700万円×23%-636,000円=974,000円
となり正解は【3】です。
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