FP3級の過去問
2014年9月
実技 問77
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問題
FP3級試験 2014年9月 実技 問77 (訂正依頼・報告はこちら)
久雄さんは、定年退職後は、退職一時金の一部を老後の生活資金に充てようと思っている。仮に、退職一時金のうち1,500万円を年利2%で複利運用しながら20年間で均等に取り崩すこととした場合、毎年の生活資金に充てることができる金額として、正しいものはどれか。なお、下記<資料>の3つの係数の中から最も適切な係数を選択して計算し、円単位で解答すること。また、税金や記載のない事項については一切考慮しないこととする。
<設例>
<設例>
- 504,750円
- 618,000円
- 918,000円
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この過去問の解説 (3件)
01
現価係数
⇒将来一定金額にするために現在いくらあればいいのか算出する
減債基金係数
⇒将来必要な額を積み立てるために毎年いくら積み立てればいいのかを算出する
資本回収係数
⇒現在持っている現金を、毎年切り崩して使っていくとしたら毎年取り崩せる将来価値はいくらか
(資本回収係数の例)
⇒現在持っている退職金を、一定利率で運用しながら20年間で取り崩す場合、毎年いくらずつ取り崩せるのか、など。
以上より、資本回収係数を使用して答えを導きます。
・1,500万円×0.0612=918,000円
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02
設問の場合は「資本回収係数」を使用します。
よって、1,500万円×0.0612=918,000円となります。
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03
問題文中の「 1,500万円を年利2%で複利運用しながら20年間で均等に取り崩すこととした場合、毎年の生活資金に充てることができる金額 」とは、言い換えれば、「 [ 1,500万円 ]を[ 年利2% ]で複利運用しながら[ 20年間 ]かけて[ 毎年均等 ]に受け取る場合の[ 1回の受取額 ] 」を計算すればよいので、「 資本回収係数 」を用いて算出します。
<資料>より、 資本回収係数 = 0.0612
→ 1,500万円 × 0.0612 = 918,000円
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